くらし情報『破棄されるはずの「摘果リンゴ」が、地域を挙げ有効活用 2022年の集荷作業が8月に入り本格化』

2022年8月9日 10:30

破棄されるはずの「摘果リンゴ」が、地域を挙げ有効活用 2022年の集荷作業が8月に入り本格化

(ベルギー)においては、14年連続の最高位3つ星を受賞、毎年審査員の入れ替わるiTQiでの連続受賞は非常に難しいとされています(日本の菓子において14年連続受賞は同製品のみ)。

本来なら破棄されている摘果リンゴを主原料とし、世界最高味覚のお菓子であり続ける「りんご乙女」は、2020年2021年とコロナ感染拡大の影響を受け「みやげが売れない」事態に陥り、集荷する摘果リンゴの量を30トンに制限する事を余儀なくされました。しかし観光客の回復など、観光事業を取り巻く明るい兆しが少しずつ見え始めたことや、台湾など海外からのオファーなどもあり、2022年は50トンへと受入れ上限をアップさせ、地域を挙げての連携事業を深めていこうと取組んでいます。

地域連携事業に参加するリンゴ生産者の方々からは「棄てられていたものが活かされてうれしい」「買い取っていただけてありがたい」「りんご乙女と言う素晴らしい製品を担当させていただけてとても光栄だ」などと、12年の歳月を経て、喜びの声を聴くまでに地域連携事業は育ってきています。菓子用として受け入れる摘果リンゴの大きさは、55~72ミリで防除基準をクリアした果実(農薬取締法の基準をクリアした摘果リンゴのみ)。

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