くらし情報『数百年ぶりによみがえる絵巻能〈和田酒盛〉東京初演 復曲能を観る会が千駄ヶ谷の国立能楽堂で10月9日に上演』

2022年8月22日 10:30

数百年ぶりによみがえる絵巻能〈和田酒盛〉東京初演 復曲能を観る会が千駄ヶ谷の国立能楽堂で10月9日に上演

今は上演されない室町時代の古演目の中から現代にふさわしい価値ある演目を選び、再興することを通して能楽(能狂言)の可能性を再発見する試みを続けている一般社団法人復曲能を観る会(代表理事:加藤眞悟)は、2022年10月9日(日)、東京・千駄ヶ谷の国立能楽堂で「復曲能を観る会〈和田酒盛〉東京公演 能の世界から思いを馳せる~中世の女性たちの生き方~」を開催いたします。

数百年ぶりによみがえる絵巻能〈和田酒盛〉東京初演 復曲能を観る会が千駄ヶ谷の国立能楽堂で10月9日に上演

東京公演チラシ(表)

■公演概要
復曲能〈和田酒盛〉は、古来多くの人々に愛された『曽我物語』に題材を得た能です。昨年、復曲能を観る会のメンバーが中心となって、室町時代以来数百年間ぶりに復活させ、この度東京初演となります。仇討ち直前の曽我兄弟を描く〈和田酒盛〉は個性的な鎌倉武将が大勢登場し、場面展開も早い絵巻物のように華やかな能。一方、曽我十郎の恋人・虎御前が十郎を慕い、時の権力者に媚びることなく自分の気持ちに正直に生きる姿も描きます。同時に上演する狂言や仕舞も、サブタイトル「能の世界から思いを馳せる~中世の女性たちの生き方~」に沿って、当時の女性の生き方が強く感じられる演目を選定しました。伝統芸能から現代の私たちの生き方を考えるきっかけにもなる公演です。

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