NGP協同組合、自動車リユース部品を利用したサーキュラーエコノミーへの取組が評価され「第5回エコプロアワード」にて「経済産業大臣賞」を受賞
研究成果は、NGPの2030年のSDGs達成に向けた目標設定や、廃車になった自動車の取扱説明書をアップサイクルした「環境教育ノート」に活用するとともに、環境展(エコプロ)や自動車リサイクル工場見学会を通じて、子どもたちや一般ユーザーに対しても、リユース部品の普及・啓発に取り組んでいます。
NGPのリユース部品が使用(販売)されることで削減されたCO2の量については、毎月ホームページ及びNGPニュース(社外報)で公開するとともに、削減されたCO2の量に応じて、「瀬戸内オリーブ基金」(自動車リサイクル法制定の契機となった、不法投棄事件が起こった香川県豊島の環境保全・再生活動を行うNPO法人)に寄付を行い、NGPとしても豊島の環境保全・再生活動に取り組んでいます。
【今後について】
産学共同研究については、SDGsの目標達成とカーボンニュートラルの実現に寄与すべく、部品の調査対象をさらに増やし、NGPの販売する自動車リユース部品点全てのCO2削減効果が算出できるように継続していくとともに、自動車のライフサイクル全体のLCA評価方法の確立が不可欠であることから、部品だけでなく、製造から廃棄に至るまでのLCAの研究に拡大していきます。