くらし情報『デジタル技術と日本美術体験が融合した展覧会「未来の博物館」 東京国立博物館にて10月18日から開催』

2022年9月28日 11:30

デジタル技術と日本美術体験が融合した展覧会「未来の博物館」 東京国立博物館にて10月18日から開催

<空間をこえ、奈良の法隆寺・救世観音が目の前に>
東京からおよそ400キロメートル離れた奈良に位置し、世界最古の木造建築群を擁する法隆寺。その東院伽藍に、聖徳太子を追慕して建てられたお堂、夢殿(ゆめどの)があります。夢殿本尊である国宝「観音菩薩立像 救世観音(くせかんのん)」は、長い間秘仏とされ、法隆寺の僧侶でさえ見ることはありませんでした。

このコーナーでは、8Kの3DCG技術でとらえた金色に輝く救世観音のお姿を、幅13メートルにもおよぶ特大3面スクリーンでご覧いただきます。遠く離れた地の仏像が、まさに目の前にあらわれたかのような迫力です。

デジタル技術と日本美術体験が融合した展覧会「未来の博物館」 東京国立博物館にて10月18日から開催

会場イメージ図(8K文化財 国宝「観音菩薩立像 救世観音」法隆寺)<空間をこえた出会い―法隆寺 謎に満ちた金色の秘仏>

<時間をこえ、400年前の都のにぎわいをそぞろ歩き>
国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」は、江戸時代に活躍した絵師・岩佐又兵衛が、約400年前の京都の街並みを俯瞰するかのように描いた大パノラマの絵画です。6曲1双の屏風に、武士や商人のみならず、かぶき者や酔っ払いまで、じつに老若男女2500人を超える人びとが遊び、暮らすさまが生き生きと描きだされています。

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