くらし情報『デジタル技術と日本美術体験が融合した展覧会「未来の博物館」 東京国立博物館にて10月18日から開催』

2022年9月28日 11:30

デジタル技術と日本美術体験が融合した展覧会「未来の博物館」 東京国立博物館にて10月18日から開催

「観楓図屏風」「松林図屏風」は、日本の四季の美しさを私たちに伝えてくれます。屏風の中を歩き、描かれた四季の風景を感じる鑑賞体験を、高精細複製品へのプロジェクションマッピングでかなえます。

デジタル技術と日本美術体験が融合した展覧会「未来の博物館」 東京国立博物館にて10月18日から開催

四季をめぐる高精細複製屏風

<日本絵画の世界にはいり、描かれた四季をめぐる>
≪春≫ 花下遊楽図屏風 (かかゆうらくずびょうぶ)
江戸時代のはじめ頃のお花見の様子を描いた屏風です。映像では、桜と海棠が咲きほこるなか、着飾った女性たちの宴が催されるうららかなシーンが蘇ります。

≪夏≫ 納涼図屏風 (のうりょうずびょうぶ)
夕顔棚の軒端の下で満月を眺める三人のもとに涼やかな風があたる、普段の人々の暮らしの中の一瞬の風景が描かれています。映像では夜を迎える風景が映し出されます。月の満ち欠けとともに描かれた情景を見てみると、私たちのごく身近にある平穏な暮らしに見えてくるかもしれません。

≪秋≫ 観楓図屏風 (かんぷうずびょうぶ)
京都洛北の高雄にある清滝川のほとりで、色づいた紅葉を楽しむ人々を描いた屏風です。
映像では、紅葉が風にゆれ、雁がはばたき、雪化粧の愛宕山を背に白鷺が舞い降りる、そんな冬への移り変わりの中で、紅葉と宴を楽しむ人々の姿を見ることができます。

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