くらし情報『小さな村の特産“じゃばら”を祝う収穫祭が3年ぶりに開催!~初の北山村公式サプリメントを新発売~』

2022年10月31日 13:30

小さな村の特産“じゃばら”を祝う収穫祭が3年ぶりに開催!~初の北山村公式サプリメントを新発売~

【参考情報(1)】村外不出で守ってきた「北山村のじゃばら」について
じゃばらはゆずや九年母(くねんぼ)などの自然交配による品種といわれ、古来より北山村に自生していました。ゆずやカボスのように酸っぱい柑橘で毎年11月から12月にかけて収穫されます。邪(気)を払うに由来し、北山村では縁起のよい柑橘とされ、昔から正月料理には欠かすことのできないものでした。

昭和初期には村内にたくさんのじゃばらの木があったといわれていますが、酸味の強い柑橘ということもあって、あまり栽培されなくなり、北山村がじゃばら事業の取り組みを始める直前には村内で唯一1本しかじゃばらの木が残っておらず、存続が危ぶまれる状況でした。

しかしそのたった1本の木から、村おこしの救世主として大事に大事に育てられ、現在では、村内にある約8ヘクタールの農園に約5,000本が栽培され、毎年100トン前後収穫されています。村営のじゃばら加工場で果汁、ドリンク、ぽん酢やジャムなどが生産され、ネット販売のほか、主要都市部のデパートなどでも販売しています。人口約400人の村で製造・出荷ピーク時には30名近くの雇用を生む、村内では一番大きな産業になっています。

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