ゴスペラーズ初のオーケストラツアー遂に開幕!圧巻の組曲「展覧会のゴスペラーズ」も披露!各地のオーケストラとともに新たなチャレンジを5つの街へ
ゴスペラーズ初となるフルオーケストラツアー「billboard classics The Gospellers Premium Symphonic Concert 2022」の東京公演が、11月15日(火)、16日(水)東京文化会館にて開催された。
オープニングは、ゴスペラーズの楽曲をオーケストラアレンジで響かせる序曲で幕を開けた。ホルストの「金星」やドビュッシーの「月の光」をマッシュアップした本ツアーならではの編曲による「星屑の街」、「月光」を始め、代表的なナンバーを歌い上げていく。
休憩を挟んで2部は、指揮の田中祐子が選んだ歌劇『ウィリアム・テル』序曲「スイス軍の行進」の華やかな演奏でスタート。続いて、ファレル・ウィリアムスの「Happy」、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」のカバーを披露。「展覧会のゴスペラーズ」と題する組曲では、オリジナル曲を絵画に見立てて披露するという構想が見事に花開き、ムソルグスキーの『展覧会の絵』の荘厳な響きとともにコンサートの山場を迎えた。
アップテンポなアンコールナンバーでは、観客の手拍子により会場の熱気は最高潮となり、万雷の拍手で幕を閉じた。