くらし情報『<自転車の安全利用促進委員会レポート>高校生通学時自転車事故の加害者(一当)割合が全国ワースト4位の兵庫県学校安全担当者約70名が参加 「令和4年度学校安全総合支援事業学校安全対策合同会議」にて「自転車通学指導セミナー」を開催』

2023年1月31日 15:00

<自転車の安全利用促進委員会レポート>高校生通学時自転車事故の加害者(一当)割合が全国ワースト4位の兵庫県学校安全担当者約70名が参加 「令和4年度学校安全総合支援事業学校安全対策合同会議」にて「自転車通学指導セミナー」を開催

講師の遠藤 まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)は、「成人に比べ車の運転免許を持っていない高校生は、道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要です。生徒が加害者になってしまう事故に関して、交通ルールだけではなく、なぜ必要なのかを伝えていくことが重要です。自転車側が弱者とは限らず、事故の加害者になってしまうケースは、リアルな情報を伝えることで、重大さの理解につながります。」と解説しました。
さらに、見落としがちな自転車自体の安全性に触れ、「大きな事故の約3分の1は製品にも原因があったと考えられます。90項目以上の厳しい検査に合格した自転車にのみ認定されている、安全基準をクリアしたBAAマークの貼られた自転車を選ぶことで、製品不良による事故を未然に防ぐことができます。また、日ごろのメンテナンスを指導していくことも重要となります。」と説明しました。
また、「万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右します。事故に遭わない・起こさないための教育のほか、事故に遭ってしまった・起こしてしまった時のことを考え、ヘルメット着用や自転車保険の加入はしっかりと指導していきましょう」

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