2023年4月14日 15:00
雑誌『家庭画報』とコラボレートしたコンセプトルーム「家庭画報スイート」を4月13日より予約受付開始
久留米大学附設高等学校美術科教諭を50年勤める。
現在、同校非常勤講師。
・展示作品
「いのちのふるさと 風光絵巻 春」
50号(117×91cm) 油彩
江上 寛二氏「いのちのふるさと 風光絵巻 春」
どこまでも青い空、光に満ちた草原には美しい水の流れ、爽やかな風が吹き抜け、遠くには命の象徴である卵が世界の調和を保っている。草原を駆けていく小人たちは、理想に向かって生きていく私たちを投影している。明るい色彩と精緻な表現により、愛に溢れた優しい世界が描かれており、天地人一体の哲学的な世界観を作り上げている。【たなかふみえ(Tanaka Fumie)氏】
・Profile
東京都生まれ。1999年、母の故郷である有田町に移住。
有田窯業大学校絵付け科修了後、有田焼窯元の李荘窯業所に就職し、8年後に独立。
2014年に戸栗美術館にて初個展。
2017年第113回有田国際陶磁展 産業陶磁器部門2位 佐賀県知事賞受賞。
・展示作品
「木瓜形豆皿」「縁付小皿」
たなかふみえ氏 作品例
有田焼の伝統的な古典柄を受け継ぎつつ、赤絵や銀彩を加えて遊び心溢れる愛らしい絵付けをする。描くのは、古典的な文様から表情豊かなパンダ、笊かぶり犬など、自身がときめいたモチーフ。