くらし情報『包装のカナエ、医薬品包装「PTPシート」のマテリアルリサイクル処理を開始』

2023年6月1日 14:00

包装のカナエ、医薬品包装「PTPシート」のマテリアルリサイクル処理を開始

株式会社カナエ(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:樋高 成憲(※)、以下 カナエ)は、医薬品の錠剤やカプセル剤の包装に使用される「PTPシート(*1)」を構成するプラスチックとアルミ箔が貼り合わされた廃材のマテリアルリサイクル処理を開始しますのでお知らせします。
(※)「樋高」の「高」は「はしご高」が正式表記

包装のカナエ、医薬品包装「PTPシート」のマテリアルリサイクル処理を開始

リサイクルイメージ

この取組みは廃棄物処理事業者であるオリックス環境株式会社(本社:東京都港区/取締役社長:山下 英峰)の協力を得て、同社船橋工場に設置の剥離機を活用し、カナエの栃木工場および神戸工場から排出される廃棄PTPの再資源化に取組むものです。
また医薬品包装材料の販売事業者としてカナエは医薬品メーカーの医薬品製造工場から排出される「PTPシート」の廃棄物の回収およびリサイクルシステムを業界として大きな取組みに繋がるよう推進して参ります。

医薬品製造工場では「PTPシート」に錠剤やカプセル剤を充填するブリスター包装の製造過程で錠剤やカプセル剤が入らないPTPの空シートや抜きカスの廃材が約10~20%排出されています。従来はプラスチックとアルミをリサイクル可能な状態に剥離できないため、カナエが産業廃棄物として排出した空シートなどは焼却処分されていました。

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