くらし情報『東京工芸大学大学院工学研究科 立花 卓巳さんらの論文が日本風工学会ベストペーパー賞を受賞』

2023年6月2日 10:30

東京工芸大学大学院工学研究科 立花 卓巳さんらの論文が日本風工学会ベストペーパー賞を受賞

東京工芸大学(学長:吉野 弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下 本学)大学院工学研究科建築学・風工学専攻博士後期課程2年の立花 卓巳さんらの論文が、日本風工学会ベストペーパー賞(以下 本賞)を受賞しました。受賞論文は、都市の汚染物質の拡散を予測するための風洞実験の精度を検証し、その結果をまとめたもの。風洞実験の結果と現実の拡散状況がよく一致したため、汚染事故の発生時や大気汚染の予防策を策定する際に、より正確な予測情報を提供することが可能となります。

東京工芸大学大学院工学研究科 立花 卓巳さんらの論文が日本風工学会ベストペーパー賞を受賞

表彰式の様子(右が立花 卓巳さん、左は日本風工学会・奥田 泰雄会長)

表彰式は、2023年5月24日(水)に、熊本大学(熊本県熊本市)で開催された「2023年度日本風工学会年次研究発表会・社員総会」終了後に参加者全員の前で行われました。

本賞は、2022年1月1日から2022年12月31日までに日本風工学会論文集およびJournal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamicsに発表された、風工学に関する独創的で優れた単編の論文に授与されるものです。
受賞論文は東京工芸大学厚木キャンパスを対象に屋外拡散実測と風洞実験を実施し、実測と風洞実験の対応を調査するとともに模型実験の相似則の確認を行った結果をまとめたものです。

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