2023年8月1日 11:45
ファインアートとしてのAIアートを捉える試み『窪田望 AIの余白』展BAG-Brillia Art Gallery-にて8月11日(金)より開催
本格的なAIアートの歴史が浅いことで、AIアートをどのようにファインアートの歴史に組み込むかという課題への答えは見いだせていません。
本展では、アーティストとしての窪田望氏がAIのアルゴリズムを駆使して制作した、AIの新しい価値を引き出す作品を通して、ファインアートとしてのAIアートを探求します。
また、AIによるアートはリアルで精緻を極めるものが大半であることに対し、本展では「引き算」(要素を減らしてゆくこと)の機能を実装し、徹底的に題材となるテーマから引き算を繰り返しました。いわば、AIが生む「余白」に着目した作品づくりという世界観を創出します。
■展覧会について
【展示内容】
●展示スペース「+1」: アートギャラリー
AIエンジニアが捨て去った風景の彫刻
展示イメージ
入力された言葉からAIが感情を読みとって、布の揺らぎに換えます
今、AIは未来のものではなく、ChatGPTなどによって身近なテクノロジーとして、多くの人が利用できるものになってきています。しかしChatGPTは自然言語を使って正解を返してくれるものの、人と人とのコミュニケーションにおいてはそれだけでは不十分です。