くらし情報『建築によるカーボンニュートラルを目指す、世界最大級カンファレンス「PhiusCon2023」にあわせて開催 蒸暑の地テキサスでパッシブハウス最前線を学ぶ、6日間アメリカ視察ツアーは11/6(月)から』

2023年9月29日 13:45

建築によるカーボンニュートラルを目指す、世界最大級カンファレンス「PhiusCon2023」にあわせて開催 蒸暑の地テキサスでパッシブハウス最前線を学ぶ、6日間アメリカ視察ツアーは11/6(月)から

アラスカの極寒、マイアミの熱帯、アリゾナの砂漠など、世界中の気候の縮図のような多様性をもつアメリカでは、米国パッシブハウス研究所「Phius」が中心となり、それぞれの気候に合わせたパッシブハウスの研究と実践を、米国エネルギー省などの政府や民間企業、フラウンホーファ建築物理研究所などとの協力により推し進められてきました。

Phius主催により年に1回開催される「PhiusCon」は、そうした成果の発表と情報共有の場であり、世界中から600人を越える建築専門家が集まる、世界最大級のパッシブハウスカンファレンスの一つとなっています。

今年の開催地であるテキサス州ヒューストンは蒸暑で知られ、日本でいうと沖縄や鹿児島と同じ気候区分に属します。もともと寒い気候での省エネルギーと快適性のために生まれたパッシブハウスが、どのような工夫で高温多湿な気候にチューンナップされて来たか?実際に効果を発揮しているか?など、「蒸暑気候のパッシブハウス最前線」が今回のカンファレンスの主要テーマとなっています。
こうしたアメリカでの研究成果は、同様に多様な気候をもつ日本での高性能住宅でも有効と考えており、PHIJPは2017年にPhiusとのパートナーシップを提携し、日本の気候に合わせたパッシブハウスの普及と技術者の育成を推進しています。

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