2023年12月12日 16:45
宮崎県日向市で行われたWSL公認大会「WSL QS1,000 The Open Surfing HYUGA PRO presented by RASH」最終日 男子は矢作紋乃丞、女子は川瀬心那がともにQS初優勝
女子QSセミファイナルでは思うように波をつかめず敗退した池田選手でしたが、ここでは序盤から攻めの姿勢。開始から13分ほど過ぎた中盤には5回のターンを決めて7.50のベリーグッドスコアを出して、中塩選手にプレッシャーを与えます。勝利への意欲を燃やす池田選手は、最後まで果敢に挑み続け、終盤にはプライオリティをうまく使って中塩選手を封じる完ぺきな試合運びでした。
池田美来_アクション
【矢作紋乃丞選手コメント】
(ファイナルは)海に入る前は、今大会はエアで点が出ているためエアで組み立てていこうと思いましたが、1本目にエアを飛んだ時にエア用の波ではないと思ったので戦略を変更しました。今年は相手をみながらのサーフィンをできるようになったところが成長した部分だと思います。(2024年1月に米国カリフォルニア州で行われるワールドジュニアチャンピオンシップに向けては)体づくりに励み、優勝目指して頑張ります。
矢作紋乃丞_優勝
【川瀬心那選手コメント】
(ファイナルは)セットに乗らないとスコアが出ないと思ったので、セットをキャッチできるように心掛けました。最初に6点を出せたので焦りはなかったのですが、ピークがずれて引っかからない波が多くポジションが難しかったので、そこだけは注意していました。