ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」第28弾 カナダ・トロント発の行列店「RYUS NOODLE BAR」
観光では「ナイアガラの滝」が世界的に有名な観光地と知られています。
トロントから東京まで約13時間
カナダのラーメンの特徴は日本やアメリカからの進出が多く、バンクーバーやトロントで成功したお店が地方都市に進出する傾向があります。また、ラーメン店のスタイルはNYや欧州のレストラン形式とは違い、日本に近いファストフード形式です。
現在カナダには150軒前後のラーメン店があり、カナダで最初のラーメン店は1989年に日本からバンクーバーに進出した「えぞ菊」と言われています。
当時は日本のバブル絶頂期で、日本人企業の駐在員や旅行者がターゲットでした。カナダのラーメン事情が大きく変わったのが2010年で、日本の「山頭火」がバンクーバーに進出した頃からです。この頃、アメリカでは既にニューヨークやロサンゼルスを中心にラーメンブームが起こり始めていました。
「山頭火」の行列(2015年撮影)
●「麺や颯 RYUS NOODLE BAR」の歴史
RYUS NOODLE BARの店主、高橋 隆一郎氏は、日本の飲食店で6年間働いた後、2009年にカナダ・バンクーバーへ留学。その後、バンクーバーの飲食店で働き、永住権を獲得。