くらし情報『丹後ちりめんの精練加工場「TANGO OPEN CENTER」が6/24より営業開始 直営ショップや工場見学、ワークショップも開催』

丹後ちりめんの精練加工場「TANGO OPEN CENTER」が6/24より営業開始 直営ショップや工場見学、ワークショップも開催

丹後ちりめんは、京都府・丹後地方で緯糸に強い撚り(ねじり)を加え織り上げられ、丹後で精練加工を経ることで、生地表面にシボと呼ばれる凹凸が生まれます。精練加工によりセリシンを除去、その後乾燥、整理加工、厳しい検品を経て高品質な風合い豊かな丹後ちりめんが誕生します。

■「丹後ちりめんの歴史は、生地の表情〈テクスチャー〉の歴史」
1720年に京都西陣から、ちりめん織りの技術を持ち帰った先人たちが、独特の「シボ(生地の凹凸)」を持ったちりめんの生産に成功したことにより、丹後ちりめんが始まりました。
彼らはその技術を人々に惜しみなく教え、瞬く間に丹後一円に広まりました。丹後の職人たちは300年の間、各時代の和装シーンにいくつもの主流商品を生み出してきました。
生地が透けて見える絽ちりめん、色糸・金銀糸などを織り込む縫取ちりめん、上品な光沢を放つ緞子ちりめんなど、撚糸と織り技術の応用によって様々な「表情〈テクスチャー〉」の素材が誕生しました。その結果、戦前から丹後は日本一の絹織物生産地となり、今やそのシェア(※)は全国の約70%にも上ります。そして、その挑戦は、いまもなお続いています。

(※日本で生産される和装用後染織物(表地)

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