福岡の貴重な“無染土畳”の魅力や作り方をご自宅で体験できる『無染土い草のミニ畳制作キット』を7月20日(土)に発売
「無染土い草」とは、“泥染め”をせずに、乾燥した「い草」です。
現代では、乾燥器の技術発達などにより、泥染めを行わなくても良いようになりました。
しかしながら、泥染めするよりもコストと手間がかかるため、国内で2か所しか生産していない貴重なものです。
写真上:無染土い草の畳表、写真下:泥染めをした畳表
■「無染土い草」だからこそ感じられる良さ
なぜ、コストも手間もかかる無染土にこだわるのか?それは魅力があるからです。
【1】草の香り!
何よりの魅力は、泥染めを施していない“自然な「い草」の良い香り”を楽しめること。
あえて例えるなら、草原に寝っ転がって胸いっぱいに空気を吸ったときのよさ。濃厚な抹茶のようないい香りです。
【2】丈夫で長持ち
草が太くて強い品種だから、丈夫で長持ちしやすい畳に。
【3】アレルギー・アトピーへの不安軽減
泥の粒子によるアトピーやアレルギーへの心配がグッと減らせます。
【4】ツルツル感
草の油を足の裏や指先で感じることができ、ツルツル感が気持ちいい。
■商品開発への想い
一大産地・熊本兼八代市の「い草」農家は、約40年前に6,000軒ありましたが、今では330軒ほどに。