AI音環境分析技術Bamiel(バミエル)で、日比谷公園の“にぎわい”と鳥の鳴き声を可視化
■屋外の“音環境情報”を可視化する新ソリューション
当社は、2022年に屋内向けの空間の会話活性度を可視化する技術「Bamiel(バミエル・特許出願済み)」をリリースし、様々なオフィスやイベント会場において空間の会話量計測にご活用いただいてきました。今回、同技術を屋外に活用した音環境観測ソリューション「Hylable for Parks(ハイラブル フォー パークス)」は、園内に設置した白いたまご型の計測デバイス内部とクラウドを組み合わせて周囲の音響情報を独自技術と人工知能(AI)を使って分析することで、公園などの不特定多数の人や生物が行き来する屋外の音環境情報を可視化します。 屋外空間に適用するためには、電源の確保や景観への配慮、そして音の識別が必要となります。同ソリューションの開発にあたっては上記の課題に対し、環境に合わせた対策を行ってきました。
▲白いたまご型の計測デバイス設置の様子
<Hylable for Parksの特徴>
1. 複数の音の方向・頻度・種類から音環境情報を正確に把握
デバイスで音の到来方向を検出し、その情報を組み合わせて音の種類を識別することで空間内の音環境情報やコミュニケーションの活性度をデータとして可視化します。