AI音環境分析技術Bamiel(バミエル)で、日比谷公園の“にぎわい”と鳥の鳴き声を可視化
2. リアルタイムデータ処理でヒートマップ化
空間の音環境情報は、当社独自のAI技術とエッジ処理によってデータ化し、ヒートマップとしてリアルタイム表示します。
3. プライバシーを守りながら24時間365日の音環境観測が可能
発話内容についての情報を使わずにプライバシーを守った上で空間内の音環境分析を行います。
公園の利用者と管理者のための音環境ソリューション「Hylable for Parks」は、当社が屋内向けに開発した基盤技術「Bamiel」を屋外に適用し、ヒト以外の生物の音響分析を可能にすることで、園内にいる人の“にぎわい”や生物の生息状況を可視化するものです。従来、屋外では天候の影響や雑音の混入が避けられず、空間規模の広さにより音環境情報の観測・把握が難しかったため、今回は防水加工を施した新たな計測デバイスの開発や、ヒト以外の様々な生物の鳴き声を識別するシステムが必要とされました。同ソリューションを日比谷公園向けにカスタマイズしたのが実証実験で開発する「日比谷公園向けにぎわい可視化システム」です。今回の実験では同園の「草地広場」と「第一花壇」に合計10台の計測デバイスを設置し、公園内の“にぎわい”の計測と“生物の声”の識別・可視化を目指します。