農業DX体験インターンシップ実施レポート~北海道北斗市のトマト農園をAI技術で支援~
また、農園の方にアプリを説明し、意見を求める貴重な経験も得ました。
さらに、RPAで開発した天気情報収集ロボットを農園の方に紹介したところ、「ゲリラ豪雨のような突発的な天候変化への対応が必要ではないか」との意見をいただき、今後の課題も把握できました。「RPAを活用することで、正確な天気情報を事前に把握できれば、農作業の計画が立てやすく、被害を最小限に抑えられそうだ」と、農園の方から高い評価もいただきました。
本インターンシップでは、学生が開発者としてアプリのデモンストレーションを行い、顧客である農園の方からの質問に答えたり、ニーズを聞き取ったりする貴重な経験をしました。学生からは、「会社内で開発しているだけでは得られない、現場の農家さんから具体的な要望や悩みを直接聞くことができ、大変勉強になった」との感想が寄せられました。
(※)e-Stat(日本国政府統計)の農林水産関係市町村別統計(2023年1月24日)
AIアプリを農家さんに説明する学生
■成果報告会の様子
2024年9月13日(金)11時より、函館市産業支援センターのマルチメディアルームで成果報告会を開催しました。報告会には24名が参加し、DITやAIハヤブサのほか、函館市役所、北斗市役所、オープン株式会社、函館市産業支援センター職員、株式会社エクスプローラの皆様が見守る中、インターンシップに参加した学生たちが、期間中の成果を報告しました。