災害時の一時退避場所を広めるため、日本を代表するミューラルアーティストHITOTZUKI(ヒトツキ)の壁画作品を制作・公開!シブヤ・アロープロジェクトにて、渋谷MIYASHITA PARK横のトンネルがアートで包まれた空間に
の帰宅困難者が発生すると想定されています。
こうした中、渋谷区では、社会情勢の変化や区を取り巻く環境により、外国人を含め増加する来街者(在勤・在学者を含む区民以外の渋谷区を訪れる方々)の方の帰宅困難者対策が喫緊の課題となっています。
一方で、区内の小学校や公園等は「一時集合場所」であり、一時的に様子を見る場所となっていますが、区民と来街者が利用するには十分なスペースではありません。そこで、特に渋谷駅周辺では発災時に、来街者の方が一時的に退避する安全な場所として、避難場所などを「一時退避場所」として定めています。これは一時退避という新しい考え方であり、来街者には、帰宅困難者受入施設が開設されるまでの間、安全に留まれる、この[一時退避場所]※2を知っていただく必要があります。「シブヤ・アロープロジェクト」では、一時退避場所をより広く知っていただきながら同時に街の景観を豊かにするために公共スペースにアートを制作することで広く情報発信を行っております。
※1 首都直下地震等による東京の被害想定報告書(令和4年5月)
※2 一時退避場所とは
「渋谷駅周辺地域都市再生安全確保計画」で、発災時の渋谷駅周辺の混乱を防止するため、来街者を中心とした帰宅困難者を[一時退避場所]へ誘導する「避難誘導計画」