障害者の芸術活動をビジネスに、自立に繋げる取り組みが活発 中大江公園で子どもから大人まで参加型アートフェスタ10月26日開催
2018年の障害者文化芸術推進法施行によって公的な支援が進んだほか、国連のSDGs(持続可能な開発目標)が社会に浸透しつつあることなども背景にあります。しかし、経済的に自立できる障害者の作家はまだごく少数です。作家がうまく表現できるように、環境を整える支援活動が求められています。
【アーティストの成長も応援したい】
株式会社絆ホールディングスでは発達障害、精神障害など90名のアーティストが集まる「アトリエ中大江公園前」を運営しています。アーティストたちから生まれる作品を世の中に流通させたいという思いで設立しました。発達障害、精神障害など障害を持った20代から60代アーティストが日々作品づくりを行っています。
2024年2月には「障害者アート展覧会」を開催、来場者数は300名でした。4月開催した2回目の展示会では500名、3回目も500名来場していただき大盛況でした。
展示会では作品の販売会を同時開催し、1回目12点、2回目11点、3回目15点を販売することができました。
来場者の声「福祉のために作品を買うというレベルではありません。プロの芸術作品と遜色のなく、どの作品にも創造性があふれていて驚きました。」