東京・京橋からつながる家紋の世界を表現した企画展『「縁と線 -京源のキセキ-」紋章上繪師 波戸場承龍・波戸場耀鳳』
2025年は三代目 波戸場承龍が家業を継いで50周年にあたります。本展は、京橋で始まった京源の歴史を振り返ることで、家紋アートの世界と京橋という地との「縁」が線でつながり、限りなく続くようにという願いを込めています。
● 展示内容
本展で紹介する承龍・耀鳳親子の作品は、曲線部分をデジタルツールを使って細密に描いた「紋曼荼羅(R)」をはじめ、独特の世界を持ちます。すべての家紋は円と線で構成されており、その円と線を「分廻し」という竹製のコンパスと定規、硝子棒、上絵筆を使って墨で描くのが伝統的な技法です。伝統的な意匠と現代感覚を融合した京源のデザインは、服飾雑貨、ラベルデザインなどジャンルを問わずさまざまな企業やブランドなどに提供されており、本展ではそうしたコラボレーション作品に加えてオリジナル作品の一部などを展示・販売します。また、会期中には子供向けのワークショップやトークイベントなど各種イベントを開催予定です。詳細はBAG公式サイトにてお知らせします。・BAG内展示スペース「+1」
京源の歴史を振り返り、家紋をテーマにした作品を展示・販売します。
波戸場承龍・耀鳳親子を表す「龍」と「鳳凰」