ヒューマンサウンド代表、「琉球かれん」開発者 米須清二郎氏のインタビュー記事を『人民日報海外版日本月刊』にて公開
「ただ、いまはボランティアに頼っていますから、これを持続可能な事業モデルへと転換する必要性を感じています。そうしてより多くの有志の方々に加わってもらい、愛情と思いやりを伝えていきたいと考えているのです。」
米須先生の理念と使命感は、日本各地で反響を呼び起こした。いまでは40名近い講師が仲間に加わり、血と心の通ったチームがしだいに形成されつつある。また、米須先生によると、脳科学者・茂木健一郎氏は「琉球かれん」主催の講演会で「琉球かれん」に多大な期待を寄せた。「琉球かれん」は実践というコラボレーションによって、音楽療法の治癒効果、とりわけ神経結合の促進や感情の調節、認知機能の向上などにおける潜在的な効果を探っているという。そして、「琉球かれん」の可能性に多くの国会議員も賛同し、教育や福祉の現場の紹介があり、そこでの多くの活動が実を結び、文科省が学校教育で取り入れても差し支えないと考えを示している。
米須清二郎氏と脳科学者・茂木健一郎氏の対談
2010年、「琉球かれん」は日本国内で特許を取得し、その普及と応用に向けてしっかりと足場を固めただけでなく、さらに2019年には、沖縄を代表して「にっぽんの宝物(UNDISCOVERED GEMS OF JAPAN)」