「第25回グリーン購入大賞」審査結果発表 持続可能な調達(消費と生産)の先進的事例を表彰
持続可能な原料として米ぬかに着目したサーキュラーエコノミーの取り組みや、資源循環を促し、購入・所有ではなく、シェアリングを促す取り組みや再資源化する事例も多く、とりわけ、衣類や繊維に関する応募が多かったことも今年の特徴の一つでした。環境面への配慮だけでなく社会課題の解決や人の健康への配慮につなげる取り組みは今年度も応募があり、ごまの調達を通じた生産地における持続可能な生産の支援活動やアレルゲンフリーの洗濯サービスの提供は、これまでの受賞事例と比べても、取り組みの多様さを示すことにつながりました。
加えて、行政のグリーン購入の推進に向けた調達方針の策定事例や、探求学習を通じた子どもたちのグリーン購入の実践など、全国的に、そして、次世代へつなげる意欲的な事例を表彰することができました。
企業・地方自治体・団体の方々には、受賞事例の成果のみならず、成果に至るプロセスや関係者との連携の形等のエッセンスを掴み取っていただき、これらの受賞事例に倣い、自らのフィールドでの実践に活かしていただきたいと思います。
■グリーン購入大賞
グリーン購入大賞は、環境や社会に配慮した製品やサービスを環境負荷低減と社会的責任の遂行に努める事業者から優先的に購入する「グリーン購入」