2019年10月17日 20:20
仕事や将来の不安を感じたら…健やかになれる「簡単な食習慣」#5
研究中にうつ病の患者たちは、精神的サポートグループと、食べ方サポートグループに分けられました。
精神的サポートグループの人たちは、会話の訓練を受けた研究補助と定期的に対話する機会を得て、食べ方サポートグループの人たちは、栄養相談(A)や食べ方指導(B)を受けました。
A…未精製の穀物、野菜、豆類やフルーツを中心とし、菓子やファストフード類、精製されたシリアル、揚げ物、肉加工品や精製飲料水をなるべく避けるように指導を受ける
B…五感で味わって食べる方法、マインドフルネス・イーティングなど
そして12週間後の結果はというと、食べ方サポートグループのたちのほうがなんと4倍以上もうつ状態が減少したのだとか。
驚きの結果ですね。食べ方は、心の状態に大きな影響を与えるのです。冷静に考えると、そう然るべきですよね。
食べるものとわたしとは別物のように見えますが、やがてそれは自分の血となり骨となりホルモンとなり神経伝達物質となっていく。目の前の食べものは自分の心と体になるということですから。
©星覚
となると気になるのは、何を食べたら良いの? ということ。
「心に良い食べ物を」