「不倫なんて自分とは関係のない話」と思っていても、心の隙間に既婚男性が入り込み、ドロ沼不倫への道を進んでしまう女性もいます。美恵さん(仮名・33歳)も、そんなひとりでした。「不倫はダメ」と思いつつも、どんどんハマってしまった結果について経験者の話を聞きました。
独占欲によって不倫はドロ沼へ
「彼氏との交際も続けつつ、年上で包容力のあるところに惹かれ、雄二さん(仮名・37歳)と1年ほど不倫関係を続けていました。しかし、次第に私はそれまで付き合っていた彼氏への愛情が完全に冷め、雄二さんを独占したいと思うようになったんです。
それまでは、私にも恋人がいて雄二さんには家庭があるという状況がイーブンだと感じていたのですが、それでは満足できない、むしろ雄二さんを独占したいと考えるようになってしまいました。
そこで、相手に離婚を求めるなら、まずは自分がシングルにならなくてはいけないと思い、2年ほど交際していた恋人に別れを告げたんです」
「離婚する」と言いながら、進まない状況に苛立つ毎日
「ところが、雄二さんは『美恵が彼氏と別れたなら、俺も離婚する』と口では言いながら、まったく離婚する様子がないんです。