2022年5月25日 20:25
もはや病院送り寸前の状態に… 30歳女性が追いつめられた「セクハラ上司の実態」【後編】
30歳(当時)の繭香さん(仮名)は、社内での営業成績が優秀なことから周りの社員に妬まれ、「枕営業で仕事を取っている」と嘘の噂を流されることに。また、その噂を信じた上司から「俺とも寝てくれよ」としつこく迫られ続け、ついには強引にホテルに連れていかれそうになったと言います。しかしそこで繭香さんが誘いを断ると、その上司からの職場での嫌がらせはさらにエスカレートしてしまい、ついに繭香さんの精神にも悪影響が出てしまいました。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、その後の繭香さんの状況についてご紹介します。
「調子に乗りやがって」と職場でイジメを始めた上司
上司にホテルに無理やり連れ込まれそうになったところを、必死で逃げた繭香さん。その日以降、セクハラ上司からは「俺と寝ようぜ」というセクハラに加え、あからさまなイジメも始まったのだそう…。
「その上司はみんなの前でわざと大声で私を怒ってきたり、“枕営業をしている”という噂を前提にして『今日はA社と寝てくるのか?』などという酷い言葉を浴びせてくるようになりました。
もともと私は、職場の人たちとベッタリとした人間関係を築くことを避けてきたこともあり、こういう状況になっても真剣に相談できる相手が社内におらず…。