2022年11月24日 20:00
バイト先で先輩と急接近…21歳女性が衝撃を受けた「彼の呆れた裏の顔」
仕事内容を説明してくれるのは、ちょっと年上のイケメンの前園さん。お金を稼ぎにきたつもりだったけど、こんな特典ありか。ラッキー。これから1週間一緒にいるんだから、なにかあるかもしれないよね。
仕事はレストランのホール係。勤務時間は朝食時間帯の6時半〜10時半までと、夕食時間帯の17時〜21時だ。久しぶりの肉体労働は疲れるけれど、ホテルの温泉は入り放題だし、昼間は好きにしていていい。最高じゃん。
3日目の夜の勤務の帰り道。従業員の宿舎に向かっていたとき、「花梨ちゃん!」と名前を呼ばれた。振り返ると、なんと前園さんだ。
「お疲れさま。花梨ちゃん、仕事は慣れた?」
「はい、おかげさまでだんだん慣れてきました」
「さっき酔っぱらってるお客さんに絡まれてたよね。助けにいけなくてごめん」
「いっ、いえ、そんな」
前園さん、そんなところまで見てくれてるんだ。前園さんはここにきて3か月で、他の人よりベテランっていうのもあるだろうけど。やっぱりうれしい。
花梨がちょっと、ぽーっとしていると。
「ねえ、ちょっと道を逸れたところに星がきれいなところがあるんだ、見ていかない?」
1メートル先も見えないくらい真っ暗な世界。