子どもすぎる彼に傷つけられて… 21歳女性が選ぶべき「理想の彼氏」とは
一気に胸が苦しくなる。
確かに、土日休みの会社員をしている陽平とは、休みがまったく合わない。
さらに去年から、新年に食べるフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」の販売を始めて、年末年始も前より忙しくなった。
陽平は私のかわいい口元も、とぼける顔も、栗色ヘアも、オムレツ作るのが上手なとこも、仕事に全集中するとこも全部含めて好きって言ってくれてた。
「どうしてそんなこと言うの。陽平、わたしの仕事応援してくれるって言ってたよね?」
「そうだけどさ。だって、どうするの、子どもとかできたら。イベントごとのお祝いはできないってこと。
土日もないしさ。変じゃない?」
せっかく憧れのお店で働いて、どんどん仕事を任せてもらえるようになってきたのに。これからも続けていきたいって、思ってるのに。
これって、おかしいことかな。今の仕事をしながらだと、恋をしたり、家庭をもったりはあきらめなくちゃいけないの?
あんなに渡すのが楽しみだったマフラー、どうしたらいいかわからない。
【三松さんからのコメント】
真希さん、全然おかしくないです。私達は土日祝日に買いものをしたり、レジャーを楽しんだり、病院で急患で診てもらえたり、さまざまなことをしてもらえますよね。