離婚するつもりはないのに… 夫と別居中に同僚から告白を受けた「30代妻の動揺」【前編】
結婚して長く一緒に暮らしていれば、相手が何を考えているのか分かってくるでしょう。それがいい方向に働くこともあれば、そうでない場合もあるようです。有紀子さん(仮名・32歳)も、結婚してから夫婦関係が悪化し、ある問題にぶつかってしまったそう。当時の状況を詳しく伺いました。
夫からの別居の提案
「夫とは6年間交際したあとに結婚しました。結婚して4年ほどが経ったころ、仲が悪いというわけではないんですが、一緒の空間にいるとどうもイライラしてしまうことが増えました。軽く口喧嘩をしては険悪な雰囲気になり、戻ったかと思えばまた同じことを繰り返すような状態です。
そんなある日、夫が提案をしてきました。
“別居してみないか”と言うのです。別居とはいっても、離婚を前提としたものではなく、少し距離を置いて関係を見つめ直すという内容でした」
新生活のスタート
「私たちには子どもはいなかったので、身動きのとりやすい状況ではありました。そこで、夫の提案を受け、別居をすることに。住んでいる家から私の職場まで離れていたこともあり、とりあえず私が職場近くに部屋を借りました。
引っ越しを済ませ、新生活のスタート。部屋はかなり狭かったのですが、身軽になった感覚がありました。