サレ妻が元不倫相手の恐ろしい事実を暴露…何事も報われなかった30歳アパレル店員が迎えた「虚しすぎる顛末」【後編】
をつかまえて『じゃあ、あなたが服を選んでくれる?』と迫ったのです」
貴美子さんは「他の人に迷惑をかけるわけにはいかない」と彼女を止めようとしたそう。
「次の瞬間『恵利さんも夫と不倫していたのよね』『このお店のスタッフが二人も夫をたぶらかしていたなんて』と耳を疑うような言葉が聞こえてきて。こともあろうに、彼は私だけでなく恵利さんとも不貞を働いていたのです。
私はあまりのことに頭が真っ白に…。その後、店長が『二度と同じことを繰り返さないようにします』と桃菜さんを説得すると、彼女は『次はないからね』と捨て台詞を吐いて帰っていきました」
これを機に、貴美子さんは職場に居づらくなったのだとか。
「恵利さんは不倫の事実を少しも反省していないようでした。私に『毅さんにいくら貸していたの?』と質問しては『私のほうが多くお金を貸していたから、その分あなたより愛されていたのよ』とマウントを取る始末。
結局のところ、彼は誰かれ構わずお金を無心するダメ男だったのです。
職場で不倫がバレたことで白い目で見られるようになり、私は退職を余儀なくされました」
仕事を辞めて金銭的に苦しくなって、実家を訪れるも…
「職を失ったことでお金もなくなり、家賃も払えなくなったのでひとまず実家に帰ることにしました。