サレ妻が元不倫相手の恐ろしい事実を暴露…何事も報われなかった30歳アパレル店員が迎えた「虚しすぎる顛末」【後編】
着くなり母(静子さん・仮名・58歳)が『この前、毅くんがうちに来たのよ…借金があって困っているって』『あなたと結婚して将来義理の息子になるのだからと思って、お母さんがお金を工面しておいたわよ』と話したのです。
まさか私の母からもお金を取っていたなんて…彼の用意周到さに呆れ返ってしまって。でも、私が毅さんを母に紹介した手前責任を感じて『彼は既婚者だったの…不倫関係にあったけど、いろいろあって別れた』『借金があるという話は毅さんの嘘だと思う』と正直に胸の内を明かしました」
その話を聞いた貴美子さんの母は怒り狂ったと言います。
「鬼のような形相をした母に『あなたのせいで老後の資金がだまし取られた』と怒鳴り散らされました。すべて私が悪いのだから仕方ないと思ったのですが…。
『もう顔も見たくないから出て行って』と予想外に突き放されてしまって。すぐに『仕事も辞めてお金もないし、私には今住む場所がないからしばらくここに置いて』と懇願するも時すでに遅し。
『そんなこと私には関係ない』と母に実家を追い出されてしまったのです。
こんな形ですべてを失うなんて…ほんの出来心で不倫に走ったことを悔やんでも悔やみきれません」