職場がパニックに… 会社にも友人にも迷惑をかけた「社内不倫の末路」
私は、“早めに別れたほうがいいかもしれない”と伝えました。“一度相手を疑ってしまうと、なかなか改善されるものではない”ともっともらしい理由で。
正直、これ以上災いの種を抱えたくはありませんでした。危険分子は早めに摘み取っておきたかったので、別れをすすめたんです。ところが、それからほどなくして事件が起きてしまいました」
会社内がパニックに
「外出先からオフィスに戻ったとき、受付に女性がいて、話し込んでいる様子が目に入りました。そのときに女性の足もとを見て、見覚えのあるサンダルを履いているな…と思いました。
そう、吉岡くんに彼女のプレゼントとしてすすめたサンダルです。すぐにその場を立ち去ろうとしましたが、女性が私に気づきました。
“あっ!”と声を上げ、私の前へ。やはり吉岡くんの彼女のよう。既婚者である私に彼氏を奪われ、怒りに任せて乗り込んできたのです。
私は彼女をなだめようとしましたが、受付の女性が上司に内線を入れてしまいました。予期せぬ来客に、社内は騒然。業務が一時中断してしまいました」
不倫による甚大な被害
「吉岡くんが彼女の対応にあたり、怒りをおさめて帰ってもらいましたが、その後に私たちは上司に呼び出されました。