2017年12月16日 16:50
彼を信じて大丈夫?『8年越しの花嫁』に見る「信じる価値」の判断ポイント
12月16日(土)、映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』が公開されます。
尚志(佐藤健さん)と麻衣(土屋太鳳さん)は結婚を控え幸せの絶頂。しかし、式の直前に麻衣は突然、意識不明に…。
彼女を襲った病は、なんと発症率が300万人に1人とされる難病「抗NMDA受容体脳炎」でした。治るかどうかもわからないまま、尚志は昏睡状態の麻衣のそばでずっと目覚めを待ち続けます。
■不明瞭な未来を信じる
「もう、麻衣のことは忘れなさい」
麻衣の母にそう言われても、尚志は離れませんでした。
やがて歳月を経て麻衣は目覚めます。けれど、目の前の尚志がわからず意思の疎通ができない状態。
尚志はなんとか麻衣の心にコンタクトをとろうと、会社勤めのかたわら献身的に治療をサポートします。その甲斐あってか、ある日小さな奇跡が二人のもとに訪れるのです…。
こちらが呼びかけても、相手が応えてくれない。そんな状態でも応えてくれることを信じて待ち続けるというのは、並大抵のことではありません。
信じていれば必ず報われるほど、現実は甘くはないのです。でも信じ続けなければ、結果を得られることもありません。
病気とまで言わなくても、恋人に明らかに問題があった場合。