結婚前のルールづくり、婚前契約書ってなに?〜「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.3
Q.11 ドラマの中の弁護士と実際の弁護士はやっぱり違う?同じ?
◎ドラマの監修とは?
ドラマの監修には、主にストーリー監修、台本監修、小道具監修、現場監修の4つがあります。
1つ目のストーリー監修は「佐藤先生、こういうふうに考えてるんですけど、法律的に間違ってませんか?」という、台本や脚本になる前からドラマのストーリーを確認するという監修。
2つ目の台本監修は、そこから台本や脚本に起こされた段階での監修です。3つ目は小道具監修。ドラマに出てくる訴状や書面など小道具の監修ですね。
4つ目は現場監修。俳優さんが法廷などでどう動くか、どうしゃべるか、専門用語のアクセントなども監修します。一見楽しそうな作業に見えますが、実はかなりハードな仕事で、法律ドラマをガッツリ監修するとエネルギーを持っていかれます(苦笑)。
◎ドラマと現実の違い
ドラマの場合はやっぱり、視聴者が面白いと思わなきゃいけないので、リアリティを意識しながら、あっと驚く展開や、大どんでん返しというのをすごく意識しますよね。でも、実際の弁護士の仕事では、大どんでん返しはそうそう起きないです(苦笑)。
あと、ドラマみたいにお金をかけられません。