心配は百害あって一理なし?幸せへの一歩は「人を心配しないこと」【辛酸なめ子 レーネンさんへ質問】第1回
大事なのは、相手の幸せを願って気持ちが上向くような言動をすることなのです。
「心配になって、すがるようにお祈りをする」という行為は、よろしくありません。祈りというポジティブな行動をしているのに、心配するというマイナスな行動がそれを邪魔して、届けたい想いが相手に届かなくなってしまうからです。
なめ子のひとこと
家族が大病した時、こちらも心配で具合が悪くなったり、心配の表情でお見舞いすることで、相手を暗い気持ちにさせてしまっていました。心配は百害あって一利なしですね。家族に限らず、友人がちょっと連絡取れなくなっただけで、「病気?事故?」「もしかして死んだの?」と心配を増幅させる癖を改めなくてはと思いました。
■ポジティブな「祈り」を届けよう
心の中に心配や不安な気持ちを抱えていると、ポジティブな想いも届かないということなんですね。では、前向きな気持ちを維持するにはどうすればよいのでしょうか?
なめ子:では、神社などで祈ることは避けたほうがいいのでしょうか?
レーネン:「祈ること」と「心配すること」では大きく異なります。
神社で「お祈り」をするのはポジティブなエネルギーを送ることになります。