「好きな人ができない」と悩む女性を、男はどう見ているか…【ひとみしょうの男子学入門40】
が、互いの生命力があまりにも違うので、結局付き合えないんですね。
■男が「癒し系の女性」を求めるわけ
付き合えなかったという結果を前に、彼はさらに絶望します。あこがれの限界を知った彼はやがて、自分と似たような女性(つまり、あなた)に惹かれるようになります。あこがれの限界を知るとは、自分の人生の「枠組み(成り立ち)」をいやというほど知るということだからです。
自分に絶望している女性であっても、来年にはきっと彼氏ができる…というのは、男もあなたと同じだけ(あるいはそれ以上に)自分に絶望しているからなのです。絶望している人は、結局のところ、絶望している自分の気持ちを認め受け入れてくれる相手としか交際しない(できない)のでしょう。
■「癒し系の女性」って、つまり?
自分に絶望し、淋しさや怒りの感情を抱えている人は、今生きているだけでちょっと苦しいと思います。その苦しさとは、あなたが他者の気持ちを豊かに想像できる女性に生まれ変わるためのレッスンとして、いわば神様(あるいは、生まれ育ちなど、いまさら選びようのない「選べなさ」)が与えたものなのです。
他者の気持ちを豊かに想像できる人、つまり優しい女性こそを、男たちはつねに探し求めています。