『自分という交差点を生きる』石井ゆかり・鏡リュウジらが語る「風の時代」
【第3部】新しい時代の幕開け
ゲスト:石井ゆかりさん(ライター)
■【第3部】新しい時代の幕開け
中継先のカナコー天文台(神奈川県)の青く美しい月面映像をバックに【第3部】がスタート。ゲストの石井ゆかりさんに寄せられた質問を中心に「これから始まる風の時代は、どのような歴史を綴るのか」というお話が展開します。
◎時代の変化を感じるのはどんな場面?
視聴者からいくつもの質問が届いていたのですが、その一つが「地(物質)から風(情報)へ、といった漠然としたことは頭に入ってきても、今ひとつピンときません。新しい時代の変化を、どういった場面で肌で感じていますか?」というものでした。
石井さんは「インターネットなど、情報・コミュニケーション技術は風の世界のものですが、そういったハイテクなことが不得意な人たちも、世の中の流れに巻き込まれて使うようになったというのが、風の時代を実感できる出来事の一つだと思います」と回答。鏡さんやMCの大橋さんも「つながり方の変質を感じるようになった」と続けます。コロナ禍の中、インターネットを通じてリモートワークが可能になったり、オンラインイベントが行われることで、今までのリアルなイベントには参加しづらかった人もつながりやすくなったりした、という動きはみなさんも感じているはず。