『自分という交差点を生きる』石井ゆかり・鏡リュウジらが語る「風の時代」
私たちは自分が外の流れと切り離されていると考えがちですけれど、実はそうでもなくて。みんなで関わり合いながら生きているだけで、その『時代』にちゃんといるし、降りられない電車に乗っているような状態で、誰も乗り遅れないんじゃないかなと思います」。
ここで鏡さんが「変わり目であることは確かだと思うのですが、どんなふうに変わっていったらいいか、そういったビジョンを石井さんはお持ちですか?」と別の角度から質問しました。
こちらに対して石井さんは、最近よく言われている『SDGs』(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)を例に挙げ、「サステイナブルな社会を作っていかなければいけないと思う」と。SDGsの17の目標は『リソースの分配』という点で水瓶座的であることから「今後、そのシステムが変わっていくんじゃないかなと考えています」とのことでした。
その変化は様々なところで既に現れていますが、生き方や働き方について、石井さんはこんなことを考えているようです。
「これまで200年かけて築き上げてきたものが今後どう変わっていくのかは、最初の1年ではわからないけれど、きっとだんだん自由になっていくと思います。