少女の頃の真っ新な自分にまた会える!心のケア・セルフマネジメントのススメ~映画『ベイマックス』【恋占ニュース】
自分ではどうすることもできない、外部からの理不尽ともいえる出来事に小さく傷ついていたりします。
なぜなら、子どもは自立していない分、とても無防備だからです。
◆傷ついた心は友達と分かち合うもの?
そんな人の心とカラダの傷をケアする“愛”を配ろうと研究し、毎日ベイマックス(ヒロの相棒となるロボット)を改良し続けていたのがヒロの兄タダシ。
ベイマックスは、ヒロにこう伝えます。「心とカラダの痛みは分かち合いましょう」。
でも「分かち合うって何?いらないよ」とヒロは突っぱねます。男の子だから、自分でなんとかしたいと思うんですね。
私も男の子を育ててきたのでわかりますが、基本的に男という性はとにかく何でも自分でしないと気が済まない性(サガ)を持ちます。
言い換えると、自分で何でもこなさないと社会で生きていけない性なので、幼い頃からの自立心は、大人に守られていても旺盛です。
◆ハイテクは全世界をも支配できる力
また、男の性は競争力がものいう性です。前に突き進むため、本能的に勝ちにこだわるケースが多々あります。
ヒロも禁止されている、闇の賭けが生じるロボット対戦で勝つことにうつつを抜かして、兄に怒られます。