22歳でAKB48のメンバーとして活動を開始し、28歳でアイドルを卒業。40歳を迎えた現在はバラエティ番組のほか、演技の世界でも存在感を放っている野呂佳代さん。競争が激しい芸能界で長く活躍を続け、自身のポジションを粘り強く築いていった彼女に、これまでの芸能人生を振り返ってもらいました。――まずは、アイドルを目指したきっかけを教えてください。昔から歌ったり踊ったりすることが好きだったんですが、実はそれ以上に“お芝居がしたい”という願望があったんです。10代の頃は俳優さんの事務所とかいろいろと受けたけれど、全部ダメで。そんな時にAKB48のオーディションを見つけて、これがきっかけでいつか演技のお仕事もできたらいいな…と思って応募してみたんです。もともと秋元(康)先生が作るコンテンツが好きだったので、秋元先生によるプロデュースってところも魅力的で。当時22歳ということもあって、年齢的に最後かなと思いながら挑戦しました。――不合格だった時の予定は?当時アパレルの販売員をしていたので、その道に進もうかなと思ってました。あとは映画が好きだったので、そこに関わる仕事をやってみたいという気持ちも。裏方にすごく興味があって、映画監督さんのアシスタントを少しだけやっていた時期もあるんです。――アパレルの仕事をしている間も、お芝居や映画に対する関心はずっと続いていたんですね。そうですね。10代の頃に演技指導の先生が「俳優は非日常の世界を過ごすから、常にどうしたら日常を演じられるかを考えながら生活しなさい」とアドバイスしてくださったんです。そう考えるとアルバイト経験も演技の勉強になるので、自分の中ではその観点で動いてました。ただ、アパレルのバイトは普通に楽しいし、友達と遊ぶのも楽しい。別に芸能の道に進まなくていいんじゃないか…と思ったことも。でもAKB48のオーディションに出合って“やっぱり進みたいのはこの道だ”と気づいたので、合格できてよかったです。――アイドルになってみて、想像と違った点はありましたか?周りが細い子ばっかりだったこと。私自身はTLCとか海外アーティストが好きだったし、外資系アパレルで働いていたこともあって、自分の体が大きいことを気にしていなかったんです。むしろ“パンッとしてていいじゃない”と思っていたのに(笑)、アイドルになったらめちゃくちゃ叩かれて。直接言われたりもして辛かったけれど、結構図々しいところがあるので“年齢も一番上だし、人気ないのは当たり前じゃん”と気持ちを切り替えることにしたんです。――今でこそ美の多様性が謳われていますが、野呂さんは当時から視野が広かったんですね。痩せられなかっただけっていう面もあります(笑)。痩せた方がカッコいいかも…という考えが浮かぶ一方で、それと同じくらい“ぽっちゃり系にも輝いている人はいる!”という思いもあって。なので、自分ができることをいつも探していた気がします。ダンスもアイドルに寄せず、確固たる自分のスタイルを貫いてブラックミュージック系のダンスを踊ってました。――「もっとアイドルっぽく踊りなさい」と指導されたことは?自由にやっていいよって言われてました。私たちの頃のAKBって、個性の塊だったんですよ。チームA、K、Bでもそれぞれ個性が違うので、振りは揃えても表現方法はその人次第って感じでした。――総選挙などのシステムは過酷な印象がありましたが、メンバー同士の関係性はどうでしたか?選ばれたり選ばれなかったりが常に付きまとう環境でしたが、モメることは一切なかったですね。悔しいのは悔しいし、もちろん自分も選ばれたいけれど、「よかったね」と言ってお互いに切磋琢磨する感じ。私はチームKしか知らないけれど、みんな子供ながらにカッコよかったな~って思います。――その後SDN48を経てグループ卒業を迎えた際は、どんなビジョンを持っていましたか?卒業と同時にミュージカルをやらせていただくことになったんですが、やりがいがある半面、めちゃめちゃシビアで…。集客も大事、演技も大事、そして何より歌が大事っていうところで、本格的に歌を勉強してこなかった自分にはすごく難しかった。お芝居の仕事ができて希望に燃えていたけれど、現実が見え始めた感じでしたね。――お仕事の依頼自体は順調に来ていたのでしょうか?その後もいろんな舞台に出演させてもらいました。ただ、昔から映画やドラマといった映像作品への憧れが強かったので、どこか自分の中でしっくりこなくて…。テレビもダイエット番組かパチンコ番組にしか呼ばれず、30歳までこの状態だったら辞めた方がいいかもと思うように。20代後半はすごくモヤモヤして模索してましたね。――転機となったタイミングは?腐りきって世間に腹を立ててた頃、『ロンドンハーツ』の企画で有吉(弘行)さんに現状を愚痴ったらガッツリ叱られて。その時はフテくされていたけれど(笑)、有吉さんの「全力でやれよ、バカ!」という言葉が実は効いていたんですよね。“そうだ、全力でやった後に結果がついてくるんだ”と改めて感じて、頂いた仕事は何でも全力でやるようになりました。ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』は講談社『モーニング』で連載中の人気マンガを実写化。ある事故により記憶障害を抱えることになった脳外科医(杉咲花)が、患者を救いながら自分自身も再生していく姿を描く医療ヒューマンドラマ。野呂さんは主人公と同じ病院で働く有能な麻酔科医を演じる。カンテレ・フジテレビ系にて、毎週月曜22:00~放送中。のろ・かよ1983年10月28日生まれ、東京都出身。2006年よりAKB48・チームKのメンバーとして活動を開始。SDN48に移籍後、’12年に卒業。現在は俳優やタレントとして活躍しており、ドラマ『ブラッシュアップライフ』や大河ドラマ『光る君へ』など話題作に出演。ワンピース(インナー、共布ベルト付き)¥49,500(LE PHIL/LE PHIL NEWoMan 新宿店 TEL:03・6380・1960)ピアス¥14,300ブレスレット¥14,300リング¥13,200(以上ワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレ ジャパン TEL:0120・009・488)※『anan』2024年4月24日号より。写真・千葉タイチスタイリスト・MaiKo yoshidaヘア&メイク・midoriインタビュー、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2024年04月22日「JJソロデジタル写真集オーディション2024」予選Aブロックにて、マシェバラ部門ランキング上位にランクインした朱華、荒牧理沙、香椎夏帆、中村玲実が出演するムービーが、マシェバラ公式YouTubeチャンネルにて公開されている。「JJソロデジタル写真集オーディション2024」はファッションメディア『JJ』が全面プロデュースする、ソロデジタル写真集の発売権利をかけたオーディションで、5月まで開催。今回、テレビ埼玉「極楽山本・ロンブー亮のARIGATEENA TV」のマシェバラリコメンドコーナーにて、2024年4月14日(日)にオンエアされた動画をノンテロップで視聴することができる。
2024年04月15日お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明、タレントの野呂佳代が、12日放送の日本テレビ系朝の情報番組『DayDay.』(月~金前9:00)に生出演。同番組の隔週レギュラーに就任したことが伝えられた。番組冒頭、武田真一アナが2人の隔週レギュラー就任を報告。小木は、自身の就任について「スタッフのみなさん、本当に頭がおかしいですよね」と冗談交じりに語ると、山里亮太が早速「言葉のチョイスが、ほら…『冒険家すぎる』とか、あったでしょう?」と制止した。小木は「うまいよね、そういうところね(笑)。なんでオレを選んでいるかわからない。下手だから」とポツリ。山里が「ただ、小木さんしか出せない目線っていうのもありますから」と期待。小木が「期待されているんだったら、言っちゃうよ」と笑みを見せると、山里は「昔からお世話になっているので、これはダメだっていう時は、ドンっていきます(笑)」と呼びかけていた。
2024年04月12日剣劇『三國志演技〜孫呉〜』の公開ゲネプロが5日に東京・明治座で行われ、荒牧慶彦、梅津瑞樹、廣野凌大、早乙女友貴、玉城裕規、松本利夫(EXILE)が取材に応じた。同作は荒牧が企画を務め、三國志の国の一つ“孫呉”を中心にした物語が描く。孫家に仕える武将・周瑜を荒牧、呉の武将・孫策を梅津が演じ、2人がW主演を務めた。おか廣野凌大、富田 翔、高木トモユキ、郷本直也、冨田昌則、早乙女友貴、玉城裕規、松本利夫(EXILE)が集結し、“三國志”の壮大な物語の世界を殺陣とアクションで魅せる。脚本・演出は末原拓馬(おぼ んろ)が務めた。第一部は本編、第二部は特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)が繰り広げられる。○■剣劇『三國志演技〜孫呉〜』公開ゲネプロに荒牧慶彦、梅津瑞樹ら登場企画から携わった荒牧は「小さい時から『三国志』という物語が好きだったので、こうして明治座さんという素晴らしい劇場で上演できること本当に嬉しく思っております」と喜びを表す。なぜ今回呉の物語を描いたかについて聞かれると、荒牧は「僕、『三国志』オタクなのでめちゃくちゃ語っちゃうんですけど、『三国志演義』という物語において、呉というのはあまり描かれてなかったんですよね。描かれてないからこそ、深堀りの余地がめちゃくちゃあるんです」と語る。さらに「三国の中のエピソードってめちゃくちゃ多くて、どこをピックアップするか悩んで。魏や蜀も描きたかったんですが、中途半端なエピソードになると初見の方が入って来づらいんじゃないかなということで、呉の周瑜と孫策の国取りをするところが、感情移入もできやすいんじゃないかということで、呉のエピソードにさせていただきました」と説明した。また殺陣やアクションの多い同作に、W主演の梅津は「生きてここに来れてよかった。それだけですね」としみじみ。見どころを聞かれても「よくこれをやって生きてるなこいつらは(という点)」と回答する。松本も「主演のお二人がずっと動き回ってるので、稽古場から心配だったんですけど、よく今日を迎えられたな」と言いつつ千穐楽までの無事を願うと、荒牧は「まあ、大丈夫です。体は大丈夫です」ときっぱり。「精神的に参ってしまわないように、お互いを鼓舞しながら支え合っていきたいと思います。ね?」と梅津にマイクを向け、梅津も「はい」と応えていた。公演は東京・明治座にて4月5日〜16日。会見写真撮影:小境勝巳 (C)舞台「三国志演技〜孫呉」製作委員会
2024年04月05日俳優の荒牧慶彦が企画し、荒牧と梅津瑞樹がW主演を務める剣劇『三國志演技~孫呉』(16日まで上演)が5日、東京・明治座で開幕した。上演前に行われた報道陣の取材会には、荒牧慶彦(周瑜役)、梅津瑞樹(孫策役)、廣野凌大(孫権役)、早乙女友貴(太史慈役)、玉城裕規(黄祖役)、松本利夫(孫堅役)が参加し、意気込みを語った。劇団・おぼんろの末原拓馬が脚本・演出を手がける本作は、中国の長編小説「三国志演義」に着想を得た、三國志の国の1つである孫呉を舞台としたオリジナルストーリー。舞台は二部構成で、一部の本編では三國志の壮大な物語を殺陣とアクションで見せ、二部では本編で戦わない組み合わせの殺陣による特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)を披露する。孫家に仕える武将・周瑜を演じる荒牧は、「本当に小さい時から『三國志』という物語が好きだった」と言い、「今回は企画にも携わらせていただいたんですが、大好きな『三國志』をこうして明治座さんという素晴らしい劇場で上演できることを本当にうれしく思っております」と喜びを伝えた。取材中には「僕、三國志オタクなのでめちゃくちゃ語ってしまうんですけど…」と言い、「(本作のベースになった)『三国志演義』という物語では、呉についてあまり描かれていないんです。描かれていないからこそ、深掘りの余地がすごくあるんですよ」と熱弁。続けて「三国の中のエピソードもすごく多くて、どこをピックアップすればいいか最初はすごく悩んだんです」と吐露しつつ、「本当は魏や蜀のことも描きたかったんですが、その結果、中途半端なエピソードになってしまうと、初見の方が入ってきづらい」と思い至り、「呉の周瑜と孫策が国取りをする場面であれば、物語がすっと入ってきて、感情移入しやすいんじゃないかっていうことで、今回はそのエピソードにしました」と解説した。その後見どころを聞かれた際には、「早乙女友貴くんの殺陣です。昔から剣を握りながら成長してきた役者なので、共演者の僕たちですら見惚れてしまうような素晴らしい剣さばき。そこはもう注目ポイントの1つです」とべた褒めし、「どうでしょう?」と早乙女に突然マイクを向けて和ませる場面も。さらに「一番の魅力は味噌汁だと思っています」と言い、「ハナマルキさんとコラボさせていただきました。とてもおいしいです。ぜひ皆様飲んでみてください」とPRも欠かさず、座長としての責務をしっかりと全う。そして「まずは初日を見に来てくださる方々に素晴らしいものを届けられるよう、カンパニー一同、誠心誠意努めて参りますので、最後まで応援のほどよろしくお願いします」と呼びかけた。
2024年04月05日昨年大好評を得た『演劇ドラフトグランプリ』 が今年も開催!プロデューサーの荒牧慶彦さんと、座長を務める七海ひろきさん、高野洸さんに“演劇”への想いを伺いました。『演劇ドラフトグランプリ』とは…座長に選出された数名の俳優たちが、ドラフト会議によって演出家や共演する俳優を自らドラフト指名してチームを結成。上演時間や舞台形式などのルールにのっとり、クジで決まったテーマに沿って演劇作品を創作し、公演当日に作品を披露。審査員と観客の投票によりグランプリを決定するイベント。荒牧慶彦さんが発案し、その企画・プロデュースで昨年6月に第1回が開催され好評を得た。高野 洸×荒牧慶彦×七海ひろき荒牧慶彦:「演劇ドラフトグランプリ」を初めて開催した去年は手探り状態で、始まるまでは不安でいっぱいだったんですけど、いざやってみたら本当に面白くて!これは絶対に続けた方がいいということで、今年も開催することになりました。高野 洸:今年もお声かけいただいて嬉しいです。去年の「演劇ドラフトグランプリ」は役者一人ひとりのパワーがとんでもなかった(笑)。僕もそれを間近で感じることができて嬉しかったですし、1日でいろんな作品が観られるのは面白いですよね。七海ひろき:私も去年は配信で観ていたんですが、役者の情熱も、舞台を見守るお客さんの集中力もひしひしと伝わってきて、全部ひっくるめて“演劇”だなあと感動しました。荒牧:今年は七海さんと演出家の三浦香さんという新しい風が加わってくれました。(高野)洸とはもともと仲がいいので信頼関係があるし、若い座長がいてほしいという思いもあって去年に引き続きお願いしました。他チームの座長である玉ちゃん(玉城裕規)も染くん(染谷俊之)も、僕が尊敬する先輩としてオファーさせていただきました。高野:去年声をかけてもらったときも思ったんですけど、正直、僕でいいんですか?という思いはあるんですよね(苦笑)。荒牧くんは僕がめちゃくちゃリスペクトしてる先輩なので、この人が言うのならついていこうと思ってはいるんですけど。七海:私も同じ気持ちです。でも、こんな機会はもうないと思うので、出させていただけるのであれば精一杯がんばります!荒牧さんとは、舞台『ゲゲゲの鬼太郎』でご一緒したのが初めてだったけど、お芝居が大好きなんだなというのが伝わる熱い人。すべてに情熱を持って臨んでいて、どうしたらもっといい舞台になるかをつねに考えていらっしゃる。荒牧:いやー…(照)。僕は、僕にはないものを持ってる人が好きなんですよ。例えば洸はアーティストとしてライブをやっているし、七海さんは宝塚歌劇団出身で、今は声の仕事もされている。お互いが自分のスキルを提示し合いながら、より高め合える仲間だと僕は思っていて…。仲間でありライバルであり、この業界を一緒に盛り上げてくれる同志であると思ってるんですよね。高野:でも、チームのメンバーを決めるドラフト会議では、僕と荒牧くんが同じ役者を指名して、僕が負けてしまいました(笑)。荒牧:そうだったね(笑)。高野:僕は出演者の中で一番付き合いが長い(福澤)侑(ゆう)くんをまっ先に指名したんですけど…。荒牧:僕のチームのテーマが“アイドル”だったから、振り付けができる侑が欲しかったんだよね。それに侑とはいろんな作品で共演してるから、チームにいてくれたら心強いと思って。七海さんのチームはすごいメンバーが揃いましたよね。七海:個性的なチームになりました(笑)。唐橋充さんは一度共演してみたいと思っていたんですけど、玉城さんと指名が重なってドキドキしました。幸い、クジの引きが強くて、最高のメンバーが揃いました。荒牧:うちも“アイドル”というテーマにふさわしく、動けるメンバーが揃いました。顔もいいですし(笑)。高野:僕はドラフト1巡目で侑くんが取れなかったので逆に吹っ切れました。去年は最年少座長として新しいことをやろうとダンスを取り入れたりしたので、今年はまた違ったことに挑戦しようかなと。荒牧:今年、洸が選んだメンバーは意外だったかも。2年目の覚悟が見えたよね。七海:ドラフト会議はすごく緊張しました!自分が選ぶ立場であることにも震えましたが、私たちがいた会場も、実際に野球のドラフト会議をする場所なんですよね。荒牧:おふざけは本気でやる、というのが「演劇ドラフトグランプリ」のテーマなので(笑)。もちろん、演劇の素晴らしさを届けたいという気持ちはありますが、ある意味お祭りでもあるので、ファンの方に一緒になって楽しんでもらいたいんですよね。“グランプリ”と銘打つ以上、勝ち負けは出てしまうけど、僕は全員が一番星だと思っているし、ぜひ自分の推しだけでなく、この人の演技が好きだなという人を見つけてもらいたいです。高野:豪華なキャストが揃っていますし、みんなの新たな一面が発見できる場でもありますよね。僕としては配信も盛り上がってほしいんですよ。自宅でスポーツ観戦するように、少しでも演劇に興味のある人に観ていただけたら嬉しいです。七海:この1回の舞台のためだけにみんなとものを作る、という時間を大切にして本番を楽しみたいです。この「演劇ドラフトグランプリ」が“演劇を観た!”と感じてもらえるような、心動かされる時間になったらと願っています。(写真中央)あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。2012年に、ミュージカル『テニスの王子様』2nd seasonでデビュー。2.5次元舞台を中心に、舞台『刀剣乱舞』『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』Rule the Stageなどで人気を博す。’22年にはドラマ『たびくらげ探偵日記』で主演を務めるなど活躍の幅を広げている。ジャケット¥82,500シャツ¥23,100パンツ¥33,000(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)イヤカフ、上¥9,900下¥12,100リング¥33,000(以上ライオンハート/シアン PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物(写真右)ななみ・ひろき1月16日生まれ、茨城県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、男役スターとして人気を博す。’19年の退団後は、俳優、歌手、声優など幅広く活躍。昨年にはドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』に主演。今年、舞台『THE MONEY』のプロデュースも手がけた。’24年放送開始のアニメ『戦国妖狐』千夜役で声の出演。ジャケット¥72,600(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)シャツ¥41,800(ガラアーベント/サーディヴィジョンピーアール TEL:03・6427・9087)右手のリング¥24,200左手のリング¥15,400(共にライオンハート/シアン PR)その他はスタイリスト私物(写真左)たかの・あきら1997年7月22日生まれ、福岡県出身。2009年よりDream5メンバーとして活動し、’14年に「ようかい体操第一」でNHK紅白歌合戦出演。活動終了後は俳優としてミュージカル『刀剣乱舞』膝丸役で人気を博し、今年は舞台『キングダム』で主人公・信を演じた。’19年にソロCDデビューも果たし、’24年1月30日に新曲『ex‐Doll』がリリース。ジャケット¥64,900シャツ¥23,100パンツ¥31,900ベルト¥13,200(以上ラッド ミュージシャン/ラッドミュージシャン 原宿)その他はスタイリスト私物『演劇ドラフトグランプリ2023』12月5日(火)17:00開演日本武道館総合演出/植木豪総合司会/山寺宏一特別審査員/中川晃教楽屋レポーター/髙木俊アシスタントレポーター/田中涼星【劇団『一番星』】座長/荒牧慶彦演出/川尻恵太出演/木津つばさ、高橋怜也、福澤侑、松井勇歩【劇団『びゅー』】座長/高野洸演出/松崎史也出演/北川尚弥、高木トモユキ、古谷大和、松島勇之介【劇団『国士無双』】座長/染谷俊之演出/中屋敷法仁出演/糸川耀士郎、椎名鯛造、鳥越裕貴、長妻怜央【劇団『恋のぼり』】座長/玉城裕規演出/私オム出演/石川凌雅、小西詠斗、萩野崇、服部武雄【劇団『品行方正』】座長/七海ひろき演出/三浦香出演/加藤大悟、唐橋充、後藤大、廣野凌大アリーナ席・1階席1万3500円2階席1万1500円3階席9500円Mitt TEL:03・6265・3201(平日12:00~17:00)※『anan』2023年12月6日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・車谷 結(荒牧さん)塩田勝樹(七海さん、高野さん)取材、文・尹 秀姫構成、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年12月06日俳優たちがチームを作り演劇で競い合う。昨年大好評を得た『演劇ドラフトグランプリ』 が今年も開催される。プロデューサーの荒牧慶彦さんと、座長を務める七海ひろきさん、高野洸さんに“演劇”への想いを伺いました。『演劇ドラフトグランプリ』とは…座長に選出された数名の俳優たちが、ドラフト会議によって演出家や共演する俳優を自らドラフト指名してチームを結成。上演時間や舞台形式などのルールにのっとり、クジで決まったテーマに沿って演劇作品を創作し、公演当日に作品を披露。審査員と観客の投票によりグランプリを決定するイベント。荒牧慶彦さんが発案し、その企画・プロデュースで昨年6月に第1回が開催され好評を得た。荒牧慶彦演劇は、お客さんに観てもらって初めて完成するもの。舞台のよさはなんといっても生であること。僕はミュージカル『テニスの王子様』で初めて舞台に立たせていただいて以降、その魅力に取り憑かれました。演劇って、幕が上がりお客さんに観てもらって初めて完成するものだと思うんですよ。どんなに稽古場で完成したと思っても、初日の緊張感は格別ですし、思わぬところで笑いが起きたりもする。ときに起きるハプニングも大好きです(笑)。劇場の中にいろんな感情が渦巻いて、演劇という空間が出来上がる。だから台詞や物語は同じでも、毎回違うものが出来上がるし、それが演劇の魅力だと思います。MANKAI STAGE『A3!』で劇団員の月岡紬(つきおか・つむぎ)を演じ、舞台は役者の力だけで成立するものではなく、裏で支えてくれるスタッフがいてこそということにも気づかされました。この考えは今、僕がプロデュース業をする上でもひとつの指針になっています。僕がプロデュースする「演劇ドラフトグランプリ」は1話完結型の演劇が複数、オムニバス形式で上演されます。ひとつの舞台でジャンルの異なる演劇を一気に観られるのが魅力です。僕が座長を務める劇団『一番星』のテーマは“アイドル”。みんな動ける子たちなので、いい舞台になると思います。あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。2012年に、ミュージカル『テニスの王子様』2nd seasonでデビュー。2.5次元舞台を中心に、舞台『刀剣乱舞』『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』Rule the Stageなどで人気を博す。’22年にはドラマ『たびくらげ探偵日記』で主演を務めるなど活躍の幅を広げている。ジャケット¥82,500シャツ¥23,100パンツ¥33,000(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)イヤカフ、上¥9,900下¥12,100リング¥33,000(以上ライオンハート/シアン PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物七海ひろきみんなが私の台詞を待っている、“間”がすごく好きなんです。小学校時代の朗読の授業でお芝居に興味を持って、そこからずっと夢中になり続けています。むしろ正解がないものだから、やればやるほどもっと進化できるんじゃないかとやめられない。思ったように全然できなくて苦しかったり、落ち込むことがあっても、私はきっと一生やるんだろうなと思っています。とくに舞台で、相手が台詞を言ってからの“間”…私が何を言うのか、みんなが注目して待っている瞬間がものすごく快感(笑)。自分の言葉で話すときの“間”はすごく苦手で何か言わなきゃって焦るのに、台詞だと全然平気なんです。しかもそこで私が発した言葉でお客様が泣いたり、ときには怒ったり…劇場の空気が動くのを感じるのも好き。結局やっぱり、観てくださる方がいるっていうことがモチベーションになっているんです。近年は声優や映像のお仕事もさせてもらっていますが、そちらはスタッフさんも一緒にお芝居を作っている感覚がより強いです。制作側の思い描くイメージにのっかって一緒に作り上げていく感じ。こう見せたいからこう演じてほしいと、自分では思いつかなかったお芝居を求められる瞬間があって、まだまだいろんな可能性があるんだなと思うと本当に楽しいです。ななみ・ひろき1月16日生まれ、茨城県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、男役スターとして人気を博す。’19年の退団後は、俳優、歌手、声優など幅広く活躍。昨年にはドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』に主演。今年、舞台『THE MONEY』のプロデュースも手がけた。’24年放送開始のアニメ『戦国妖狐』千夜役で声の出演。ジャケット¥72,600(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)シャツ¥41,800(ガラアーベント/サーディヴィジョンピーアール TEL:03・6427・9087)右手のリング¥24,200左手のリング¥15,400(共にライオンハート/シアン PR)その他はスタイリスト私物高野 洸お客さんに見せる上で、嘘にならない芝居がしたいんです。俳優をやろうと決めてから、ドラマ、舞台、映画といろいろな現場で気づきをもらいながら、少しずつ演じることを学んでいる感覚です。なかでもとくに発見が多かったのが、今年出演した舞台『キングダム』の現場。共演者はそれこそ“演劇”のど真ん中にいるような方々ばかりで、舞台に登場した瞬間に観客を引き込んでいく力と、その見せ方がすごかったんです。でも同時に、僕が同じことをしても意味がないとも思いました。みなさんそれぞれが歩いてきた道の中で自分はこれだというものを見つけて、それを貫き通してきて身につけたもの。僕も自分なりのものを見つけていきたいです。今、僕が重視しているのは、いかにナチュラルに見せるかということ。お芝居は“嘘”ですが、お客さんに見せる上で、嘘にならないようにしたいんです。どんなに自分が役の気持ちに寄り添えても、お客さんに伝わらなければ意味はなくて。作品での自分の立ち位置を理解して、役柄の背景をどう落とし込んだらナチュラルに見えるかを考える。必ずしも毎回100%やれるわけじゃないけれど、ときには想像の120%できる瞬間もあって。お芝居って、わからないなとも思うし、面白いなとも思うんですよね。たかの・あきら1997年7月22日生まれ、福岡県出身。2009年よりDream5メンバーとして活動し、’14年に「ようかい体操第一」でNHK紅白歌合戦出演。活動終了後は俳優としてミュージカル『刀剣乱舞』膝丸役で人気を博し、今年は舞台『キングダム』で主人公・信を演じた。’19年にソロCDデビューも果たし、’24年1月30日に新曲『ex‐Doll』がリリース。ジャケット¥64,900シャツ¥23,100パンツ¥31,900ベルト¥13,200(以上ラッド ミュージシャン/ラッドミュージシャン 原宿)その他はスタイリスト私物『演劇ドラフトグランプリ2023』12月5日(火)17:00開演日本武道館総合演出/植木豪総合司会/山寺宏一特別審査員/中川晃教楽屋レポーター/髙木俊アシスタントレポーター/田中涼星【劇団『一番星』】座長/荒牧慶彦演出/川尻恵太出演/木津つばさ、高橋怜也、福澤侑、松井勇歩【劇団『びゅー』】座長/高野洸演出/松崎史也出演/北川尚弥、高木トモユキ、古谷大和、松島勇之介【劇団『国士無双』】座長/染谷俊之演出/中屋敷法仁出演/糸川耀士郎、椎名鯛造、鳥越裕貴、長妻怜央【劇団『恋のぼり』】座長/玉城裕規演出/私オム出演/石川凌雅、小西詠斗、萩野崇、服部武雄【劇団『品行方正』】座長/七海ひろき演出/三浦香出演/加藤大悟、唐橋充、後藤大、廣野凌大アリーナ席・1階席1万3500円2階席1万1500円3階席9500円Mitt TEL:03・6265・3201(平日12:00~17:00)※『anan』2023年12月6日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・車谷 結(荒牧さん)塩田勝樹(七海さん、高野さん)取材、文・尹 秀姫構成、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年12月06日『映画刀剣乱舞-黎明-』(2023年3月31日公開)の東京スカイツリー 点灯式&完成報告会イベントが19日に東京・東京スカイツリーで行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、和田雅成、梅津瑞樹、佐藤たかみち、定本楓馬、小西詠斗、玉城裕規、耶雲哉治監督が登場した。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の実写映画化作第2弾。2019年1月に公開された前作『映画刀剣乱舞-継承-』は中規模公開ながらも、多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円のヒットを記録した。そこから約3年をかけて温められてきた第2弾が製作された。続編について鈴木は「第1弾が完成いたしまして、その時に続編をやりたいねっていう言葉がキャストのみならず、スタッフサイドの方からも出ておりましたので、ようやく形にできたなという気持ちでいっぱいです」と喜びを表す。荒牧も「いざ映画第2弾をやるぞという時は、震えましたね、今も震えてるんですけど」と気温の寒すぎる状況にかけ、和田は「全然うまくないです」とツッコんだ。続編から登場する梅津は「映画の方でも山姥切長義を演じさせていただけるなんて、こんなに光栄なことはないなと思いつつ、アクションがすごく重要になってくるので、舞台とは勝手が違うと思いましたし、そこが楽しみでした」、小西は「僕は第1作も見させていただいていて、この堀川国広という役は、この業界に飛び込んだきっかけでもある役だったので、また演じさせていただけるのはすごくうれしかったですし、3年ぐらい経っていたので、成長した姿を見せれたらいいなと思いました」とそれぞれ思いを表す。玉城は「第1作の方を映画館で1人で観に行った時に、とてつもなく嫉妬して。『なぜ僕はここにいないんだろう』と思いまして。でも第2作に出演がかなって幸せに思いますし、第2作が決まる前、監督とお会いした時に『出演したいです』と言ったことをずっと覚えていてくださって、本当にうれしかったです」と明かす。和田も出演していた舞台だったそうで「和田がつなげてくれたと言っても過言ではない」と感謝していた。新たに登場することとなった佐藤も「僕も1作品目を見た時に、次があるんだったら絶対にここに入って戦いたいと思ったんですよ。それが叶って、人間って本当に飛び跳ねて喜ぶんだなというくらい喜んだんです」と強い思いを持っていた様子。「外でマネージャーから電話がかかってきて、『決まったよ』『マジっすか!』みたいな。それを本当に何もない道端でやるんですよ。恥ずかしくなりました」という佐藤だが、話の着地点がわからなくなり「助けてください!」とヘルプを求め、和田は「怖い怖い!」と怯えていた。現代設定の物語が展開される今作について、耶雲監督は「『 今回は現代を舞台にしたい』という話を聞いた時に、撮影がちょっと楽になるかなと思ったんですけど、実は逆に大変で、しかも刀を持ってアクションを許可してくれる場所が少ないんですよ。今回渋谷に出陣するとか、今までの『刀剣乱舞』ではありえなかったシチュエーションがいっぱい出てくるので、本当に大変でした」と苦労を振り返る。撮影について聞かれると、定本は「前回もワイヤーアクションで、今回も引き続き挑戦させていただきました。前回を超えるという面で、気持ち前回より高いところに吊るされてるなという感覚がありました。で、前回よりも速いスピードで降ろされてるなという感覚もありました。ちょっと怖かったんですけども、迫力のあるシーンになっていると思います」と見どころを語った。この日は、同作のメインキャラクター10振りの刀がスカイツリーを斬るような演出から始まり、そのあと10振りをイメージしたカラー が同時に映し出されるという、イベント限定特別ライティングの点灯式も行われた。鈴木が「撮影でも使わせてもらっていたので、点灯式もさせていただいてうれしいです」と喜び、荒牧が「間近で見れることも感動的ですけど、もう少し離れた場所から見たら、1番キレイだなと」と発言すると、和田は「文句!?」とツッコミ。荒牧は「違います違います! この街のどこかで『スカイツリー、点灯したよ』と言ってる方々が1番楽しめるのかなと思います」と弁解していた。
2023年03月19日タレントの野呂佳代が14日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(3月17日配信開始)の完成披露イベントに、主演の米倉涼子らとともに登壇した。本作は、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子氏の『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』を原作に、国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届ける国際霊柩送還士の姿を描いたヒューマンドラマ。国際霊柩送還の専門会社エンジェルハース社の女社長・伊沢那美を米倉が演じた。イベントには、社長役の米倉をはじめ、エンジェルハースの個性豊かなスペシャリストを演じた松本穂香、城田優、野呂佳代、徳井優、遠藤憲一が集結。噂好きな手続き担当・松山みのりを演じた野呂は、普段バラエティ番組などで活躍しているため「このような場所が初めてなので緊張しております」と吐露。「複雑な外国とのやりとりや、事務手続きを引き受ける手続き係の役を演じました。ゴシップ好きで、何のゴシップを聞かれてもすぐ答えて噂話ができる、ちょっと不思議な役でもありました」と演じた役について説明すると、「もう一度言いますが、すごく緊張しています。非常に緊張しております」と繰り返して笑いを誘った。米倉が「野呂さんがこういうところが初めてというのが意外」と言うと、野呂は「初めてです。普段は『どうも~!』という感じで出てくるので」と一瞬だけバラエティのノリを見せ、「今ので軽く笑いがとれたということで安心しております」とほっとしていた。その後、女優モードで真面目に本作について語ると、城田が「野呂ちゃん、それでいいんですか? 普通にしゃべってるけど」とにやり。イベントの最後で、米倉が「言い残したことがあったら今のうちですよ!」とキャスト陣に確認し、「野呂ちゃんが一言」とリクエストすると、野呂は「泣くよ~!」と一言で笑いをとり、しっかり役目を果たしていた。
2023年03月14日『ACTORS☆LEAGUE 2023』の記者会見が15日に都内で行われ、黒羽麻璃央、高野洸、岡宮来夢、荒牧慶彦、唐橋充、高木俊(※高ははしごだか)、寺山武志が登場した。『ACTORS☆LEAGUE 2023』は、2021年より続く俳優によるイベントプロジェクト。高野プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Games』が6月19日に日本武道館、黒羽プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Baseball』が7月3日に東京ドーム、岡宮プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Basketball』が10月11日に東京体育館、そしてアートをテーマとした『あくたーず☆りーぐ』が11月18日〜19日によみうりランドにて開催される。昨年に引き続き開催される野球、ゲーム、バスケについて、3人のプロデューサーはそれぞれテーマを発表。黒羽は「生。生まれる。試合には台本がないので、"生"でこそ生まれるものを大切にしていきたいですし、不思議なことにスターを生むんですよ。今年はどんなスターが生まれるのか。また生まれ変わるという意味を込めまして、この度ユニフォームが生まれ変わりますので注目していただきたい」と明かす。高野は「驚。本当に昨年も驚きの連続だったので、今回もびっくりさせられたら。ところどころにエンタメを詰めていって、驚きを追求したいなと思ってます」と掲げ、「新しいチームができます。ニューチームの予定です。スペシャルなチームになってるので楽しみにしていただきたいなと思います」と期待を煽る。岡宮は「祭。10月開催ですので、まだあまり決まっておりません。やりたいことは山ほどありまして、僕の頭の中で勝手にお祭りの状態になってるんです。フェスという意味でもありますし、とにかくみんなで盛り上がって熱狂の渦にしたいですし、文化祭みたいなテンションも好きなのでそういうものも入れたりだとか、お祭り騒ぎの熱狂的な感じにできたらと思っています」と表した。また「競技だけでなく、エンターテインメントの要素をより強化するため」として、黒羽からスカウトされた新たな人物として「なんでもエンタメ研究所」所長という設定の荒牧が現れる。荒牧は「アクターズリーグプロジェクトが成功しましたが、成功は時に成長を妨げる一因になってしまうんですよ。彼らにそれがあるとは言いませんが、奢りだったり油断だったり、そういうものは人間の心に誰しもが生まれてしまうものです。ですので、私は考えました。このアクターズリーグプロジェクトがより成長を遂げるためには何が必要なのか? 彼らには切磋琢磨できる仲間、いやライバルコンテンツが必要になるのではないか」と説明し、「君たちの公式ライバルと言っても過言ではないライバルコンテンツ」と、ひらがな『あくたーず☆りーぐ』の開催を発表する。『あくたーず☆りーぐ』プロデューサーである唐橋、高木、寺山はそろってレッドカーペットから登場。「アート」「平和」「フェス」の3本柱で行うことが発表され「本家は戦ってるでしょ? こっちは戦いませんし戦えません。体力的にも。平和なんです」(高木)、「怖くなっちゃって。丸くなっちゃって」(寺山)、「我こそはという方、大募集してます」(唐橋)と独特な空気を見せていた。
2023年02月15日安藤サクラが主演、バカリズム脚本の初タッグで贈る新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」に、市川由衣、野呂佳代、三浦透子の出演が決定した。本作は、地元の市役所で働く実家住まいの平凡な独身女性の近藤麻美(安藤サクラ)が、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。ごくごく平凡な人生を送ってきた麻美が、ある日突然、赤ちゃんから2周目の人生をはじめる、奇想天外な“バカリズムワールド”全開の作品となっている。この度、主人公・近藤麻美の同級生“しーちゃん”こと田上静香役を市川由衣、同じく同級生“ごんちゃん”こと丸山美佐役を野呂佳代、さらに、麻美が働く地元の市役所の後輩・河口美奈子役を三浦透子が演じることが決定。本作への出演が決まり、撮影も進んでいる市川さんは「安藤さんとは初めてご一緒させていただくのですが、初日の撮影から“サクラワールド”に引き込まれお喋りが止まらず…ますます好きになりました。バカリズムさんの脚本は日常の切り取り方が天才的で…発見や気付きが毎回あり本当に面白いです」とコメント。バラエティー番組でバカリズムと共演経験がある野呂さんは「バカリズムさんの作品にいつか参加してみたいと思っていたので、台本を頂いて細やかな視点やシーンの中のちょっとしたポイントがとても面白い脚本だと思いました」と語り、「サクラちゃんのとても素敵な雰囲気と笑顔と無邪気なところが好きなので、一緒にお仕事できるのが嬉しいです」と語る。さらに、三浦さんも「台詞がずっと面白くてあっという間に読み終えました。演者の皆さんの声で聞くのが今からとても楽しみです」と本作の魅力に言及、「自分の役は…不思議な役だ、ということはわかっているのですが、それ以外何もわかりません。そこを楽しんで演じられたら」と期待を寄せた。新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」は2023年1月8日(日)より毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月18日9月27日、東京で安倍晋三元首相の国葬が始まろうとしていたころ、神奈川県横浜市内にあるマンションから現れたのは、黒衣をまとった小室佳代さん(56)だった。服はゆったりとしており、丈もかなり長い。どこかで見覚えのあるシルエットだった。マツコ・デラックス(49)は、番組に出演するとき特注の黒いローブを着ていることが多く、いまやトレードマークになっている。少し疲れているのか、背中を丸め、黒衣で待たせていたタクシーに乗り込む佳代さんの姿は、どこかマツコをほうふつとさせる。喪服姿にも見えた佳代さん。もしや国葬会場の日本武道館に向かうのかとも思われたが、彼女は横浜市内の有名一流ホテルへ入っていった。本誌が佳代さんを目撃したのは5カ月ぶりのことだ。4月下旬の彼女は、華やかな雰囲気だった。きれいにメークをし、髪をゆるやかにカールさせ、熟年男性とのデートを楽しんでいたのだ。「’02年に夫・敏勝さんが逝去して数年後から、佳代さんは彫金師・Yさんとの交際を始めたそうです。Yさんの生活が苦しかったこともあり、彼が佳代さんの自宅に住んでいたこともあると報じられています。しかし圭さんとは折り合いが悪く、それもあって2人は破局したそうなのですが……」(皇室担当記者)元婚約者との金銭トラブルを相談するなかで、関係が復活したと思われる佳代さんとYさん。本誌が4月のデートを目撃した際には、佳代さんは左手薬指にリングもつけており、愛情の深さも伝わってきた。だが、それから数カ月後に事態は急変する。「9月に『週刊文春』が、Yさんとの金銭トラブルを報じました。2人は再び破局し、佳代さんが慰謝料も含めて1600万円を請求。Yさんがそのトラブルを地元の警察署で相談したという内容です」(前出・皇室担当記者)9月27日の目撃時には華やかオーラも、指輪も消えてしまっていた佳代さん。彼女は長年勤めていた東京都内の洋菓子店も退職したため、遺族年金と老父の年金が収入の柱となっており、一部週刊誌に“財政危機”とも報じられている。それでも出入りするのは一流ホテル、往復もタクシーを利用と、“セレブ生活”は卒業できないでいるようだ。新しい恋を見つけて、佳代さんが自信と華やかオーラを回復する日は来るのか。
2022年10月07日今後の2.5次元界を担う存在。荒牧慶彦さんが考える、舞台の未来とは。テニミュ初日の幕が下りた瞬間は今も忘れられない。荒牧さんがこの世界に入ったのは大学卒業の目前。10代から脚光を浴びてきた同世代俳優も多いなか、少し遅いデビューだった。なんと大学に進学したときは、銀行員を目指していたのだそう。「優等生だったんです。親の教育の賜物だと思うのですが、物事を道筋を立てて考えていくことがもともと得意で。ただその一方で、とても厳しい家でもあって、大学進学までは親が喜ぶ道を選んで歩いてきたところがありました。でも、就職の時期が迫ってきたとき、親の敷いたレールから一回外れてみたくなっちゃったんです」そこで選んだのが俳優の道だった。しかし何か確信があったわけではなく、当初は単なる興味本位。「よく遊んでいた高校時代の友人が芸能事務所に所属していて、興味を惹かれたんですよね。そのときは興味を持っただけでしたが」就活時に決意して受けた芸能事務所のオーディションに合格。しかし、当然親の反対にあう。「もうめちゃくちゃ反対されました(笑)。僕の身を案じてのことなんですけれど。親に納得してもらうためにも、自分のような遅いスタートの役者が世間に見つけてもらうための道筋を考え、行き着いたのが、ミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)に出るという結論でした」2003年よりスタートしたミュージカル『テニスの王子様』は、第1回公演から徐々に観客動員数を増やし、またたく間に人気コンテンツへと成長。出演俳優は、テニミュ卒業後も人気が高く、若手俳優の登竜門となっていた。そんななか、2ndシーズンに突入したテニミュでデビューを果たす。「テニミュの初日の幕が下りた瞬間、めっちゃ気持ちよくて、何これって思ったんですよ。体力的には大変な舞台だったのにもかかわらず、すぐまた公演ができるのが嬉しくて、あの感覚は今でも忘れられないです。それまでは、ここでなんとか結果を出さなきゃって前のめりになりすぎて、結構心がぱんぱんだったんですけどね。そこからは、終演後の満面の笑みのお客さんからいただく拍手の爽快感で全部取っ払われるのがわかっているから、初日の緊張感やピリピリ感、焦燥感も全部が癖になって。舞台が大好きになりました」しかし、悔しい思いもあった。「同時期にテニミュに出ていた俳優たちが、その後、特撮モノに出て人気者になっていくのを見たときは、泣きましたもん。なんで自分はあそこに行けないのかって。応援したい気持ちはあるけれど、自分に足りないものがあるのが悔しくて。ただそれも一回寝ればリセットされるんですけど(笑)」僕の存在が、少しでも後輩たちの希望になれば。原作への深いリスペクトが感じられる的確で丁寧なキャラクター造形と、完璧なビジュアルで、高い評価を得、今や、2.5次元舞台のトップランナーのひとりとして活躍している荒牧さん。その一方で、近年は、『REALFAKE』や『あいつが上手で下手が僕で』など、数々のテレビドラマにも出演。さらにその勢いのまま、昼の情報バラエティ『ヒルナンデス!』のシーズンレギュラーを務めるなど、活躍の場を広げている。「僕がドラマやバラエティに出ていくことで、いまだに2.5次元舞台への偏見を持っている人たちの見方が、少しでも変わっていったらいいなというのはあります。昔は原作のモノマネじゃん、って言われたりもしていましたけれど、今では、映像や小劇場で活躍されている俳優さんや演出家さんが2.5次元舞台に出て、輝いていたりもして、少しずつその垣根がなくなっているのを感じます。あと、僕がテレビに出ることによって、今2.5次元舞台に出ている後輩たちの、少しでも希望になれればいいなとも思うんです。今頑張っていれば、活躍する場所は自ずと広がっていくんだって思えるような道を作りたいんです」その言葉の端々から感じるのは、2.5次元と呼ばれるジャンルに対する強い思い入れだ。「何より、2.5次元作品に出ている僕を見てファンになってくれた方々を裏切りたくないんです。23歳でこの業界に入って、テニミュでデビューさせてもらって、2.5次元舞台に可能性を感じてやり続けてきて今ここにいる。だからこそ、まだまだ可能性を広げていきたいし、そうできると信じてもいます。そもそも、2.5次元の定義って何だって聞かれたら、かなり曖昧じゃないですか。漫画やアニメを原作にした舞台作品は、今、世の中に溢れているわけですよね。へんにカテゴライズせずに、同じ演劇として手を組めば、もっと演劇界は活性化するのになって思っていて。その扉を開く役目を、僕が担えたらと思っています。もともと漫画やアニメ、ゲームが好きで育ってきて、そこに元気をもらってきたのもあるし。僕が2月5日生まれで勝手に“2.5”に運命を感じている部分もあって、自分にはこれが天職なんだろうなって思っているんで」今年デビュー10周年。プロデューサーとしても活動を本格スタートさせた今、見つめる未来とは?「まず大前提として、プレイヤーとして舞台に立ち続けることは宣言しておきます。僕は演じることが好きだし、舞台が好きなんです。なにせプロデューサー・荒牧慶彦の一番の強みは、俳優・荒牧慶彦を好きに使えるところだと思っています(笑)。と同時に、自己満足の企画のためには俳優・荒牧慶彦を使わないということも決めています。傲慢になっているわけではなく、俯瞰したときに、お客さんが見たいと思うもの、楽しいと思うもの、新しい景色を見せてくれてありがとうって思ってもらえるもののために荒牧慶彦を使っていきたい。そして、そこで育った事務所の新人や後輩が、僕の作った道を楽しく歩いていった先に、僕も知らない新たな世界を見つけてくれたら嬉しいです」あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。現在、主演舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が上演中。また、俳優デビュー10周年記念公演『殺陣まつり~和風三国志~』が12月に上演を控える。1枚目写真・衣装はすべてスタイリスト私物2枚目写真・スーツ¥427,900シャツ¥52,800ネクタイ¥25,300タイバー¥51,700靴¥135,300(以上トム ブラウン/トム ブラウン 青山 TEL:03・5774・4668)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2022年8月10日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年08月08日原作ファンも納得の見事な役作りで、2.5次元舞台の第一線を走り続けてきた荒牧慶彦さん。なんと、6月にはイベント「演劇ドラフトグランプリ」でプロデューサーとしてもデビュー。今、2.5次元舞台界隈を新たな視点から盛り上げようと奮闘する荒牧さんの、頭の中とは。今後の演劇界の活性化に繋がるならば嬉しい。近頃、気になる面白そうな企画に、荒牧慶彦さんの名前を見かけることが増えている。そう感じていたところに飛び込んできたのが、「演劇ドラフトグランプリ」開催のニュース。2.5次元舞台で活躍する俳優たちが一堂に会し、俳優たち主導で企画プロデュースしたオリジナル演劇作品を、披露し合うという前代未聞のイベント。そこに出演者としてだけでなく、プロデューサーとしてクレジットされていたのが荒牧さんだった。「もともとはコロナ禍で演劇の新たな可能性について話すなかで、ポンと浮かんだアイデアでした。俳優たちが自分で作家や演出家、共演者を指名して作品を作るって、おこがましいのは間違いない。でも、お祭りとしてやったらなと思ったんですよね。それを面白いと言ってくださる方々がいて、実現に向けて協力してくださる方が少しずつ増えていって、企画が膨らんでいった感じです」当初、自らプロデューサーを務めるとは考えてもいなかったそう。しかし、企画が徐々に具体化していくうち、「演劇界のためになりたい」「演劇に携わる俳優やクリエイターの力になれたら」という思いが強くなっていったという。「このイベントをきっかけに、これまで見たことがなかった演出家の作品だったり役者だったりが、演劇ファンの方々の目に留まって、次の作品を観に行くきっかけになればいいなと思ったんですよね。僕自身、ずっと気になっていたけれど一緒に仕事をする機会のない方たちとご一緒できたら嬉しいなというのもありました。その思いは、たぶん他の俳優も同じ。それが今後の演劇界を活性化させることに繋がれば嬉しいなと」そもそもの発案者であり、企画力や推進力、俳優たちからの信頼度の高さもあり、周りから荒牧さんがプロデューサーにという声が上がったのも頷けること。とはいえ、仕事の質からして俳優とは全然別もの。作品に向き合う視点が違ってくれば、これまでとは種類の違う苦労が伴ってくることも容易に想像がつく。「とにかく、イベントに関わるあらゆることに対して、僕の意見や決断が求められるということに最初は驚きました。イベントのロゴをどうするのかとか、書体はどんな感じか、入場曲はどうするか、どういうイメージなのかとか。考えてみればプロデューサーなんだから当たり前なんですが、なにせ初めてのことだったので、そこまで俺が決めるのか、と(苦笑)。イベントのルール作りの段階では、当初から変更があれば、参加を表明してくださっている役者さんや演出家さんに、僕から調整の連絡を入れたり。あらゆることを自分で判断していかなきゃいけない怖さはありました。ただ同時に、自分の頭で思い描いたものが形になっていく面白さもあって。もちろん、周りの方がたくさん手助けしてくださったおかげですが…」下の世代が育つ土壌作りをする必要を感じていました。もともと、大学で専攻していたのが経済だったこともあり、物事をビジネス的視点で考えるようなところがあったという。ただ、自分が身を置く世界を俯瞰するようになったのは、所属事務所から独立し、フリーランスで活動するようになった頃から。「それまでは俳優業に専念すればよかったのが、事務所としての仕事も自分でやらなくてはいけなくなるわけです。また、俳優・荒牧慶彦に関わる決断は、大小問わずすべて自分でしていく必要がある。例えば、連絡窓口になってくれるスタッフに誰を雇うのかというところから。今振り返ると、最初の1年はかなり大変でしたね(笑)」そんななか、突如パンデミックが世界を襲う。あらゆる社会活動が制限せざるを得ない状況に置かれるなか、とくに多大な打撃を受けたのが演劇を筆頭にしたライブエンターテインメント。公演の中止が次々と発表されるなか、ウェブメディア上でリモートでおこなわれた演劇プロデューサーの松田誠さんとの対談が、大きな気づきをもたらしてくれた。「当時、周りの俳優みんなが目の前の仕事を突然失い、言ってみたら生活手段がなくなってしまった状態。そんななかで松田さんとお話しする機会を得たのですが、じつはそれまで、プロデューサーと俳優の立場で言葉を交わすことはあっても、そこまでじっくり話す機会はほとんどありませんでした。ずっと抱えていた演劇や2.5次元舞台への自分の考えや、アイデアをぶつけたら、『プロデュース業に向いているんじゃない?』と言っていただいて。そこであらためて、自分はそういうことを考えるのが好きで、向いてるのかもしれないと自覚できたんですよね」昨年上演された舞台『「バクマン。」THE STAGE』は、2.5次元舞台のトップ俳優として人気を長年牽引してきた鈴木拡樹さんと荒牧さんがバディを演じることで大きな話題を呼んだが、この企画を持ち込んだのが荒牧さんであることは、よく知られた事実。さらに、昨年から期間限定ユニットとして水江建太さんと活動しているプロジェクト“まっきーとけんた”も、荒牧さんのアイデアを実現させたもの。ふたりが主演を務めたドラマ『たびくらげ探偵日記』では主題歌も担当し、アーティストとしてCDもリリース。ドラマと舞台のメディアミックスが話題となった『あいつが上手で下手は僕で』や、舞台で活躍する俳優がバラエティに挑戦した『ろくにんよれば町内会』も企画段階から関わっていたそう。まさに今、2.5次元舞台というジャンルを誰より盛り上げているのが荒牧さんだと言っても過言ではない。「コロナ禍以前から、2.5次元という演劇ジャンルをもっと発展させるにはどうしたらいいかということはずっと考えていました。今の自分は、ありがたいことにたくさんの作品に携わらせていただいています。でも、僕も30歳を越えていて、将来的なことを考えると、今後の人気を牽引する下の世代が育つ土壌作りをしていく必要があるのでは…とか」それについてもすでに着手済み。昨年、自ら代表を務める芸能事務所を設立し、今年、所属俳優を募集するオーディションを開催。そこで合格した新人を、12月に明治座でおこなわれる自身の俳優デビュー10周年記念公演『殺陣まつり』で披露すると発表している。「事務所を立ち上げるという話になったとき、今のマネージャーと個人事務所としてやっていくか、それとも他の俳優も所属させるのか、ということを話し合ったんですよね。もし僕以外の俳優を入れることにした場合、必要経費はともかく事務所経営のための費用を彼らから搾取するようなことをしたくないという気持ちが強くありました。でもその場合、事務所を継続的に運営していくための新たなビジネスモデルが必要になってくる。自分自身が稼ぎながら、周りにも仕事を作ることができる手段を考えたときに、僕自身が興行を打つことで彼らに仕事を捻出できないかと思ったんです」将来的に目指しているのは、全員が同等の立場で共に歩んでゆくギルドのようなプロ集団。「もちろん彼らが自立するまでは、自分ができる部分はサポートしながら、ちゃんと投資するつもりです。でも独り立ちできるようになったら、それぞれが自由にやりたいことをやってくれていい。たまに、何かひとつの作品を作ろうってなったときに集まって面白いことができるような場にできたらなと思うんです」あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。現在、主演舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が上演中。また、俳優デビュー10周年記念公演『殺陣まつり~和風三国志~』が12月に上演を控える。スーツ¥427,900シャツ¥52,800ネクタイ¥25,300タイバー¥51,700靴¥135,300(以上トム ブラウン/トム ブラウン 青山 TEL:03・5774・4668)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2022年8月10日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年08月05日俳優の荒牧慶彦が主演を務める舞台『ゲゲゲの鬼太郎』の公開ゲネプロが28日、東京・明治座にて行われた。1965年の『週刊少年マガジン』の連載にはじまり、漫画、アニメ、映画、小説、ドラマ、ゲームなど、半世紀以上にわたり多くの人に愛され続けている『ゲゲゲの鬼太郎』。水木しげる生誕100周年となる今夏、7月29日~8月15日に東京・明治座にて、8月19日~8月28日に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が上演される。主人公であるゲゲゲの鬼太郎役には明治座初座長となる荒牧慶彦。ねこ娘役には、舞台初出演の上坂すみれ、ねずみ男役は藤井隆、そして、天邪鬼-リン役は七海ひろき、砂かけばばあ役は浅野ゆう子が務める。また、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』で目玉おやじの声を務める野沢雅子が同役で声の出演をし、さらに、タケルとタケルの祖父役の立花裕大、子泣きじじい役の矢部太郎(カラテカ)、水木役の君沢ユウキ、シーサー役の伊藤修子ら個性豊かな出演者が集結する。困ったことがあったら人間がゲゲゲの鬼太郎(荒牧)に手紙を投函できる妖怪ポストをきっかけに物語がスタート。最近依頼がなく不審に思ったねこ娘(上坂)が妖怪ポストを張り込んでいると、ねずみ男(藤井)が勝手に依頼を受けていた。とある村で、天邪鬼のリン(七海)が現れ人間の邪魔をすると聞いたねずみ男は、「これで天邪鬼を退治できる」と、村人たちに妖怪に効く薬を売りつける。鬼太郎と目玉おやじ(声:野沢)は、人間が直接、天邪鬼と対峙するのは危険だと村へ駆けつけ、村人のタケル(立花)と出会う。タケルは「石垣を壊すのは危険だ!」と村人に訴えるが、皆、聞く耳を持たない。騒動の最中、仲裁に入ろうとした目玉おやじは瀕死の重傷を負ってしまう。瀕死となった目玉おやじは砂かけばばあ(浅野)が待つゲゲゲの盛に帰り、看病されることに。人間からは「妖怪」だと恐れられ、妖怪からは「人間の味方」と敵視されるリンに、鬼太郎は親近感を覚えるが……。公開ゲネプロでは、さまざまな演出やセットで妖怪の世界を表現。荒牧は、人間と妖怪が共存できる世界にしたいという思いで奮闘する鬼太郎を熱演し、藤井はお調子者のねずみ男をユーモアたっぷりに表現、上坂は元気いっぱいにねこ娘を演じ、砂かけばばあ役の浅野も存在感を放っていた。荒牧は「『ゲゲゲの鬼太郎』という、誰もが知る作品の舞台化ということで大変なプレッシャーもありますが時代毎に様々な変化を遂げている『ゲゲゲの鬼太郎』だからこそ、舞台での表現も自由なところにあるなと思っています。既存の鬼太郎のイメージをリスペクトしながら今表現できるゲゲゲの鬼太郎を演じたいと思います!」とコメントしている。(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション(C)舞台「ゲゲゲの鬼太郎」製作委員会
2022年07月28日長井佳代 著『便秘の神様』2022年5月19日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は長井佳代著『便秘の神様』 を2022年5月19日に刊行いたします。管理栄養士だから知っている、がんばらない腸活!「いつもおなかがポッコリ」「一週間お通じがない」「下剤がないと不安」…本書に出てくるのは、仕事に子育てに日々奮闘する、便秘に悩む女性たち。本書は、彼女たちが、便秘をソリューションする栄養カウンセラー「ベンソルー」に相談しながら便秘を解消していく小説仕立ての一冊です。ヨーグルト信仰に頼り過ぎた未華子、イライラしがちなメンタルが問題の里香、プロテイン乱用のさくら、便秘薬依存のアリサ、ひたすら腹筋を鍛える風花。それぞれの心と体の悩みに“便秘の神様”ベンソルーが栄養学の知識をもとにアドバイスします。便秘解消におすすめの「甘酒ヨーグルト」「グラノーラバー」などのレシピや食材も収録しています。小説仕立てでわかりやすく解説主な登場人物多江栄養カウンセラー。意外な一言で便秘をみるみる解消していくため便秘の神様、通称ベンソルーと呼ばれている。未華子いずれ起業を目指す英会話講師。恋に仕事に揺れる28歳。里香ベンチャー企業に勤めるプログラマー。彼氏と同棲中。さくら未華子の大学時代の先輩。エステサロン経営者。アリサ未華子の同僚。秘書課、社長秘書。風花多江の友人、二人の子どもを育てる専業主婦。※以下、内容を本書より一部抜粋「え?便秘にならないんですか?」と未華子。「そう、自由な発想は肉体にも自由さを齎(もたら)すようなの。いわば、便秘は心の目詰まりね。だから体の目詰まりもなくなるのよ」と言う多江の言葉は長年便秘で悩み続けてきた未華子にとって大きな福音となった。「ああ、そうか。正解がない。だからあんなに自由な発想なんだ。わたしはおむすびといえば俵か三角と決まっていると思っていたのに、地図の形とか、いろんなのがあって……。これでいいんだって視野が広がった気がしました。こうするのが当たり前という概念が崩された感じで、今、頭と心がついていけてない感覚です。自由な発想で、それを表に表現できることがすごいというか羨ましいというか、うまく言えないんですけど……」「ああ、それは、未華子さんの感性が本来生まれ持っていた正常な状態に戻ろうと動き始めている証拠。すごくいいことだと思う。すぐには表現できないからもどかしいだろうけど、だけどその〝表現しよう〟という気持ちが大事で、それをあきらめない限り必ずできるようになるの。要は、お利口さんをやめて、自由に感じたままを言葉にし、人に伝えることなのよ、大事なのは」 「お利口さんをやめてみる……」未華子はとても心地のいい混乱を体験していた。思えばずっと、間違っていたらどうしよう、笑われたらどうしようと、表現することにふたをしていた。オススメのレシピも掲載甘酒ヨーグルトの作り方甘酒ヨーグルトの作り方イラスト:すぎやま まり材料・雑穀米 1合・水(炊飯用) 2合・冷水 500㎖・米麹 1合・乳酸菌 5g作り方① 雑穀米は洗米し、たっぷりの水(分量外)に12時間浸けておく。② 雑穀米をざるに上げて水気を切り、水(炊飯用)を加え炊く。③ 炊き上がったら、ミキサーに冷水とともに入れる。④ 人肌程度に冷めているのを確認して、米麹と乳酸菌を加え、ミキサーで撹拌する。⑤ 容器に入れ、室温で12時間発酵させる。(ヨーグルトメーカー37℃、12時間にセット)⑥ 冷蔵庫で冷やし、保存する。書籍情報表紙タイトル:便秘の神様著者:長井佳代ページ数:224ページ価格:1,485円(10%税込)発行日:2022年5月19日ISBN:978-4-86667-383-7 amazon: 楽天: 目次序章便秘は心の目詰まりです第1章ヨーグルトでは治りません!第2章イライラは便秘の温床です!第3章プロテインはやめなさい!第4章便秘薬は捨てて!第5章腹筋じゃダメよ!第6章繊維リッチな暮らしを目指しなさい!終章それぞれの旅立ち著者プロフィール長井佳代(ながい・かよ)著者:長井佳代栄養院創始者 管理栄養士 1979年生まれ武庫川女子大学卒業後、病院勤務、料理講師を経てヘルスケア企業にて栄養指導に従事。 2010年に独立し、フィットネスクラブやクリニックなどで栄養指導を行う。 心が自由になると不思議と便秘も解消する。こうした自身の体験からその人の 本音を引き出す栄養指導を心がけたところ「受けただけで元気になる」「心のカウンセリングまでしてもらったみたい」と好評に。将来のビジョンは健康なうちに自分の体を食でケアできる社会システムを作ること。栄養院を創設し栄養指導を行うほか、栄養指導者の育成にも力を注ぐ。【報道関係各位】『便秘の神様』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月13日自宅マンションの前で待っていたタクシーに乗り込んだのは小室圭さんの母・佳代さん。本誌が彼女を目撃したのは4月下旬。きれいにメークをし、髪をゆるやかにカールさせていて、以前本誌が目撃したときよりも若返った印象だ。いっしょにタクシーに乗ったのは佳代さんよりかなり年上に見える熟年男性。だが同居している父・国光さんではなかった。2度の司法試験不合格により、継続を危ぶむ声もある小室圭さんと眞子さんのNY生活。そのあおりを佳代さんも受けているという。皇室担当記者は言う。「もともと海外移住を切望していたのは、佳代さんだったと聞いています。けっして経済的に余裕があったわけではないのに、圭さんをカナディアン・インターナショナルスクールに入学させたことや、元婚約者男性のX氏にフランスでの挙式を提案したことからも、海外志向の強さが伝わってきます」またNY在住の日本人ジャーナリストは、「小室夫妻の生活基盤が安定したころ、続いて佳代さんもアメリカに移住する計画があったのです。ただ息子夫婦が同居には難色を示していたために、佳代さんはNYの郊外に住むことを提案されていたようです。ビザについては詳細はわかりませんが、学生ビザの利用を検討していたのかもしれません」だが小室さん・眞子さんがビザや収入の問題に直面しているいま、その計画の実現はかなり難しくなってしまったのだ。NYで日本総領事館から便宜を受けているという小室夫妻だが、佳代さんも“元内親王の義母”として密かに恩恵を受けている。「不審人物が自宅マンションに侵入したこともあり、周辺を定期的にパトロールしています。また小室さんの不合格が明らかになった直後からは、実家にマスコミが集まる可能性もあるということで、所轄署が自発的に警戒にあたっていました」(神奈川県警関係者)だが地元警察のそんな心遣いも、佳代さんにとっては“ありがた迷惑”だったのかもしれない。佳代さんが熟年男性とタクシーで外出したのは、警備が解かれた直後だったからだ。その日、佳代さんがタクシーで自宅に帰ってきたのは夕方ごろ。熟年男性は佳代さんをマンション入口までエスコートすると、またタクシーに乗って去っていった。佳代さんに2人の関係を直接聞くことはできなかったが、なんと彼女の左手薬指にはキラキラと指輪が輝いていたのだ。■テイストが似た2つの薬指のリング「ああ、この男性なら彫金師のYさんで間違いないと思うよ。彼は佳代さんより20歳以上年上です」佳代さんとデートをしていた男性の写真を見せると、小室一家の昔からの知人はそう答えた。かつて佳代さんと恋愛関係にあった彫金師の男性の存在については、これまでも報じられたことがある。「’02年に夫・敏勝さんが逝去して数年後から交際していたそうです。アクセサリーに装飾を施す職人として働いていたのですが、生活が苦しい時期もあり、佳代さんの自宅に住んでいたこともあると報じられています。圭さんとは折り合いが悪く、それもあって破局したそうです」(前出・皇室担当記者)前出の小室家の知人によれば、Y氏はレストランの従業員でもあり、佳代さんがその店で働いていた時期に知り合ったという。「佳代さんは夫に先立たれ、Yさんは妻に先立たれていたので、いずれ2人は再婚するのではないかと言われていました。しかし、佳代さんはのちに金銭トラブルを抱えることになるX氏との交際を始めたのです。佳代さんとYさんの交際が再開したのは、“焼けぼっくいに火がついた”ということでしょう」夢に見ていたNY移住も断念せざるをえず、司法試験に挑んでいる小室さんを頼りにするわけにもいかない。「圭の代わりに私を守ってくれるのはあの人しかいない……」そう考えて佳代さんは、旧知のY氏との再婚を見すえて、婚活を始めたのだろうか。彼女が薬指につけていたリングは銀色に輝く金属製で、精緻な細工が施されていた。おそらくY氏が作ったものなのだろう。「左手薬指のリングといえば、昨年の結婚会見で眞子さんがつけていたものも話題になりました。多くの媒体が調査したにもかかわらず、ブランドを特定することはできなかったのです。眞子さんの指輪も細かい装飾が特徴的でした。テイストも似ていますし、佳代さんがYさんに制作を依頼したのかもしれませんね」(前出・皇室担当記者)佳代さんと眞子さん、海を隔てて暮らす嫁姑は“愛の指輪”でつながっているのか。
2022年04月26日映画『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』の公開記念舞台挨拶が5日に都内で行われ、水江建太、中村太郎、赤澤遼太郎、藤田玲、荒牧慶彦、北園涼、植田圭輔、上田堪大、田口涼、鯨井康介、田内季宇、伊崎龍次郎、河合龍之介、稲垣成弥(映像)が登場した。※田中涼星は体調不良のため欠席。同作は主人公が劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼総監督となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いていく人気ゲーム「A3!」の舞台「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズの実写映画化作品。2018年から始まった舞台シリーズは「エーステ」の愛称でファンから親しまれ、現在の2.5次元を牽引する舞台となっている。この度、ギャガ配給にてMANKAI STAGE『A3!』の2作連続実写映画化となった。この日は秋組・冬組のメンバーが集結し、様々な賞にふさわしい人物を挙げていくことに。「演技賞」については、中村が「同い年というのを加味して遼太郎。ポートレートのシーンに向き合う姿を見ていて。遼太郎は他のみんなのシーンも見ていたんだけど『自分がしんどくなるために見てるんだ』と言っていて、そういう意識が同い年として素敵だなという気持ちになって、俺も頑張んなきゃと思った」と絶賛する。赤澤は「舞台だとお客さんに向けてやってたんですけど、実際は劇場の中に秋組しかいなくて、みんなの表情が素敵で。秋組の4人に演技賞をあげたい。皆がいたからこそできたので」と返していた。荒牧は「おれは康ちゃんだと思います。1人だけ新しく役を作ってきたわけじゃないですか。たっきーさん(故・滝口幸広さん)だったり、色々な思いも背負って参戦してくれたので」と表し、鯨井は「慶彦! ありがとね慶彦!」と喜ぶ。さらに「(北園)涼かな。涼の持っているパワフルさとか、映像でこんな芝居するんだとか思った」(植田)、「僕は涼星かな。人柄もあって、1番なごやかにしてスタッフさんを笑わせてくれたのは涼星だった」(北園)と挙げ、「俺も涼だった。ちっちゃい声で俺も~って言った」という上田には荒牧が「ちょっとちっちゃかったかな」とツッコミ。上田は「でもやっぱり2人かな。始まりの2人が大事だなって思うし、やってても感じたから」と荒牧と北園をピックアップした。「グッドビジュアル賞」については、秋組メンバーが「建太!」、冬組メンバーが「うちの慶彦」(北園)、GOD座メンバーが「(河合)龍さん」(伊崎)とそれぞれリーダーを挙げる中、藤田演じる古市左京を慕う役のはずの田内は「太郎!」とぼけ、中村は「俺が1番びっくりしました」と苦笑する。河合は「田口だよ。支配人としてもすごく頑張って。皆キラキラした顔面してるの知ってるけど、こっちもめちゃくちゃキラキラしてた」と褒め、一方の田口は照れながらも「支配人からは言わない。そういうの言わないでやってきたから。どの組が好きとか言わないから」とブレない様子を見せる。成長した人などに与える「特別賞」については、荒牧が植田に「背伸びた?」と尋ね、植田が「ふざけんな! 1mmも伸びてねえわ! これで飯食ってるんで!」と返すやりとりも。水江は「太郎とは掛け合いのシーンが多くて、それがどんどんやりやすくなって、映画では舞台で見せられなかった繊細なバチバチなやりとりもできるようになった」と互いに称え合う。河合は「みんなが積み上げてきたのを見てるから、MANKAIカンパニーが成長したなと思ってます」、伊崎は「会うたびに絆が深まってるのが目に見える。皆で高みに上っていってるんだなと羨ましい。積み上げてきた時間が形になってるんだなとぐっときて、全然舞台とまた違うものだなと思って、感動しました」とカンパニー全体を絶賛した。最後の「スタッフ賞」については、荒牧が「すごい暑かったんですよ。そんな俺たちにアイスを買ってきてくださったプロデューサーがいまして、本当に助かったよね」と賞を捧げつつ、「プロデューサーなんですよね。あげてる場合じゃないんですよね」と大人の意見も。藤田は「照明さんがすごく頑張ってくれてました。通して見ると本当に冬になってたりとか、あれはすばらしい技術じゃないかと思います」と感謝を表した。
2022年03月05日身のこなしの美しさと繊細で的確なキャラクター造形で高い人気を誇る荒牧慶彦さんと、舞台で目を引く華と確かな歌の実力でいま注目を集めている水江建太さん。2.5次元舞台のトップを走るふたりが、期間限定ユニット、まっきーとけんたを結成。ふたりのつながりとは?荒牧慶彦さんが、彼と一緒ならばとユニットのオファーを快諾したのが水江建太さん。舞台での共演以来、強固な信頼関係を築いてきたふたりの“つながり”に迫ります。荒牧慶彦:初めましてはたしか…MANKAI STAGE『A3!』の取材の場だったよね。水江建太:はい。そのときにお互いにゲームとか趣味とかに共通点が多くて、その話題で盛り上がったんです。荒牧:お互いに組のリーダーという役柄だったのもあって、稽古場で結構話すことが多くてね。水江:そのときからまっきーさんはあたたかい印象でした。荒牧:建太とはなんか初対面のときからフィーリングが合うなっていうのはあったな。他にも仲のいい後輩はいるけれど、舞台での居方だったり、本番での人の目を惹きつける魅力だったりが群を抜いていたのもあって、すごく気になる存在だったし。水江:そんな…まっきーさんこそですよ。お会いする前から出演舞台を観て、すごい方だと思ってましたが、一緒に舞台に立たせていただいて、実力の差を思い知らされて、あらためて尊敬の気持ちが強まりました。荒牧:ふふ(笑)。ありがとう。建太との距離が縮まったのは、たしか『A3!』の春組単独公演かな。あのとき僕がアドリブを入れたいからって、建太を付き合わせて…。水江:そうです。毎日違うことをやってましたよね。結構トリッキーなことも(笑)。そのとき、なぜそういうことをしようかと思ったかも話してくださって、勉強になりました。まっきーさんが声をかけてくれて、サシ飲みにも行きましたし。荒牧:そうそう。今は難しくなっちゃったけど、もともと共演者とかスタッフさんとかと飲みに行くのが好きで…。あのとき建太とサシで話してみたいなって思ったんだよね。なんか建太が考えていることとかをもっと知りたいなぁって。水江:まっきーさんの人柄もあって、誘われたとき、緊張することもなく単純にすごく嬉しかったです。本当に尊敬している先輩なんで、いろいろ話を聞いてみたかったですし。荒牧:そこで建太の仕事に対する思いとか、舞台に対する思いとか、将来的にやりたいことの話とか、いろいろ聞いて。僕自身も、いま思ってることとか、後輩を育てたいと考えていて、それが建太に当てはまるんだよ、みたいな話もして。水江:僕も、そのときに悩んでたことを相談させてもらったり。荒牧:アーティストデビューの話をいただいたときに、生意気ながら建太とならって指名させてもらったのも、そこでやりたいこととか、進みたい方向を聞いていたからなんだよね。建太を次世代の2.5次元のトップに君臨する人だと思ってるから。水江:いやいやいやいやいや…。荒牧:(笑)。ここを足がかりに羽ばたいてくれればいいなと思うし。水江:でも、めちゃめちゃありがたかったです。僕の名前を挙げてくれたことが何より光栄でしたし。荒牧:建太のためだけじゃなく、僕自身も建太を利用させてもらうというか…そういう思惑もあったから。水江:せっかく一緒にやらせていただくわけだから、僕もその掛け算の一部になりたいです。ふたりでさらに高いところに行けたらって。荒牧:今、業界の新陳代謝をすごく考えていて、若い世代がもっと人気を取って、それがいいサイクルになって、2.5次元舞台の世界がもっともっと盛り上がっていったらいいなと思っているんだよね。水江:自分のことだけでなく、業界を盛り上げることまで考えているって視野が広くないと考えられないことですから、マジですごいです。荒牧:もちろん僕も俳優を始めた頃は、自分が一番になるにはとか、自分がいかに売れるかとかばっかり考えてたよ。でも少しずつ世間に認知してもらえるようになって、この先、何をやるべきかって考えたとき、いま自分が立っている場所を耕して、世界を広げていくことが必要だなって。そこには後輩の育成というのもあって、そのことが後々の自分のためにもなるはずだし、ファンのためにもなることだとも思ったし。水江:僕はまだ自分のことでいっぱいいっぱいなのに…。荒牧:建太の年齢ではそれが当たり前で、まだそれでいいんだって。水江:いつか同じ目線で話ができるようになれるまで突っ走っていこうと思います!1月6日よりスタートするドラマ『たびくらげ探偵日記』に、捜し物専門の探偵コンビでW主演するふたり。まっきーとけんた名義で、その主題歌「Nothing but…」も担当している。荒牧:ドラマの撮影が、思っていた以上にスムーズだったよね。建太はもともと器用だし、演技に関しても監督の意向を聞いてすぐに軌道修正できるし、助かった部分も多い。水江:僕は逆にまっきーさんがすごいなって思ってましたよ。映像って、舞台とは見せ方が全然違うのに、そこをサラッとやれちゃうし。しかも撮影現場って結構ストレスが溜まりやすいんですけど、この作品では全然そんなことがなかったんです。それは多分、まっきーさんのおかげなんですよね。待ち時間とかに、いろんな話をしてくださったんで。荒牧:僕が小ボケを挟むと、すぐ建太が笑ってくれるからで…。水江:田舎での撮影中、すごい数のトンボが飛んでるのを見て、「トンボの赤ちゃんって知ってる?」ってキレッキレのドヤ顔で聞いてきて。「知らないです」って返したら、「アメンボだよ」って嘘を堂々と(笑)。荒牧:そうそう(笑)。変な動物クイズばっかしてたよね。屋根がないのにフラミンゴが動物園から逃げないの、なんでか知ってる?とか。理由は25m以上助走しないと飛べないからなんだけど、それを話したら建太が大爆笑して…。水江:それは超面白かったです!荒牧:建太って自分からすごく話してくるタイプではないけれど、すごく冷静に周りを見ているし、やることはしっかりやる。仕事人タイプだなって思うんだよね。周りには、何考えているか謎って思われているタイプだと思う。まあ多分、何も考えていないんでしょうけど。水江:うんうん…うん?…まあ、その通り…かな(笑)。荒牧:でもそんな建太に向かって、建太にしか聞こえないくらいのトーンで小ボケをかますと、ふっと笑ってくれるんで、僕は満足でした。水江:素敵な現場でした。僕が演じる滝本謙太とまっきーさんが演じる坂牧洋平も先輩と後輩の関係は、僕らと重なる部分も多いですよね。ただ、普段のまっきーさんより坂牧はちょっとクールシフトですが。荒牧:そうだね。何気ない物語だけど、ちょっとした伏線が後半の展開の助走になっていたり、脚本自体が面白いし…何よりエモい!水江:僕も最初に読んだときに面白くて引き込まれました。荒牧:1話完結なんだけど、物語の軸がしっかりしてるから。水江:坂牧と滝本の関係がドラマの中でどんどん深掘りされていくので、そこも楽しんでもらえたら。荒牧:撮影での思い出で印象深いのは…建太がもんじゃ焼きを作るのが下手くそだった、ってことかな。水江:あれは具材が悪いんです!荒牧:地方ロケのときに、ふたりでもんじゃ焼き屋に行ったんだけど…。水江:僕は作ったことがなかったんで、最初の一個はまっきーさんがお手本で作ってくださったんですよね。食べ終わって、じゃあ僕がってなったときに注文したのが、激辛もんじゃだったんですけど、具材にすごい立派なソーセージが入ってて、それにすごい手こずって…。あれはソーセージのせいです!荒牧:まあそうだね。初めて作ったにしては及第点以上だったよ。水江:(笑)。「Nothing but…」は…ぜひ歌って踊ってほしい!荒牧:一回聴いたら口ずさんじゃうような楽曲だよね。振り付けもキャッチー。あと、レコーディングは別々にやったんだけど、思っていた以上に僕らの声の相性が良くて驚いた。水江:僕も同じ感想を持ちました!荒牧:目標は日本武道館!(笑)ユニットを組むにあたって、レコード会社のプロデューサーさんから「武道館に連れていく」と力強く言われましたんで、その言葉に甘えて言ってみてます!ドラマ『たびくらげ探偵日記』は1月6日(木)24:59~TBS系でスタート。「探し屋たびくらげ」という捜し物専門の探偵を営む坂牧洋平(荒牧)は、バックパッカーの滝本謙太(水江)と意気投合し、共に仕事をするようになるが…。まっきーとけんたが歌う主題歌「Nothing but…」は1月26日リリース。あらまき・よしひこ(1枚目写真・左)1990年2月5日生まれ、東京都出身。舞台『刀剣乱舞』山姥切国広役など、2.5次元舞台を中心に幅広く出演し、高い人気を誇る。近作に主演ドラマ『あいつが上手で下手が僕で』。出演映画『映画演劇 サクセス荘』公開中。ニット¥59,400(シンヤコヅカ/エムエイティティinfo@the-matt.com)パンツ¥33,000(クルニ/シアン PR)ブレスレット¥35,200リング¥11,000(共にトゥエンティー エイティー/HEMT PR)シューズはスタイリスト私物みずえ・けんた(1枚目写真・右)1995年11月2日生まれ、東京都出身。MANKAI STAGE『A3!』摂津万里役で注目され、出演映画『MANKAI MOVIE「A3!」』公開中。6月に主演ミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』が控える。コート¥49,500シャツ¥27,500(共にシャリーフ/シアン PR TEL:03・6662・5525)シューズ¥22,000(スペース クラフト/HEMT PR TEL:03・6721・0882)パンツはスタイリスト私物※『anan』2022年1月12日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・Aki取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2022年01月11日「小室圭さんはもともと2週間の自主隔離期間を帝国ホテルで過ごす予定だったそうです。しかし帰国後は横浜市内にある実家マンションに戻り、3週間を母・佳代さんと過ごしました。3年ぶりの母子再会となりましたが、留学生活の積もる話を語りつくしたのではないでしょうか」(皇室担当記者)遺族年金の不正受給、傷病手当の不正受給について、告発状が東京地検に提出されたことも話題となった小室佳代さん。告発状は具体的な証拠に基づく犯罪事実が記載されていないとして返戻されたが、彼女の動向も注目を集め続けている。小室家問題を取材し続けてきた前出の皇室担当記者はこう語る。「もともとアメリカ行きを切望していたのは佳代さんだったようです。けっして経済的には余裕があったわけではないのに、圭さんをインターナショナルスクールに進学させたことや、元婚約者男性にフランスでの挙式を提案していたことからも、その海外志向の強さが伝わってきます。ただ佳代さん自身が語学に堪能という証言はなく、今後NYで生活するとなると、圭さんや眞子さまと“同居”ということになるかと思います」佳代さんには海外移住だけではなく“自分の洋菓子店を持つ”という夢があるという。「いま恩人社長とトラブルになっている老舗洋菓子店には10年以上勤務していました。またある知人には『ドイツに留学して料理やお菓子作りを勉強したい』と、語っていたそうです」(前出・皇室担当記者)だがNYに長年生活している日本人ジャーナリストは次のように語る。「私が日系の不動産関係者から聞いている話では、小室圭さんは眞子さまと生活する部屋をニューヨーク市のマンハッタンで探しているそうです。間取りは日本でいうところの2DKで、2世帯同居は難しいと思われます。また同じ不動産関係者によれば“母親はニューヨークの郊外に住むことになるようだ”とも言っていました」なんと佳代さんは愛息とその未来の妻に、同居を拒否されていたというのだ。小室親子を知る人物によれば、「将来的にはともかく、小室さんも新婚早々から眞子さまに姑との同居を強いることはできなかったのでしょう。NY市内と近郊とはいえ、佳代さんにとっては米国生活のスタートは心細いものとなりそうです」洋菓子店開店への道のりは甘くはないということか。
2021年10月22日《木下富美子さんのメンタルの強さは 小室佳代さんや小室圭君に匹敵する》《小室母もすごいが木下都議もすごいな》小室圭さんの母・佳代さんと木下 富美子都議が似ている――。今、こうした指摘がネット上でにわかに増えてきているのだ。果たして、どのような共通点があるのだろうか。実は佳代さんと木下都議は同じ1966年生まれで、どちらも現在55歳。そんな佳代さんと木下都議は、しばらく体調不良を理由に世間に姿を現していない。体調不良は責められるものでは決してないが、世間を騒がす騒動の当事者でありながら”説明責任”を果たさない姿勢が似ているようだ。まず佳代さんは、圭さんが間もなく眞子さまと結婚するというのに報じられている元婚約者との金銭トラブルが未解決状態にある。元婚約者は佳代さんから直接の説明を求めていたが、佳代さんの体調不良で実現しなかったという。元婚約者は「佳代さんの代わりに圭さんが話をする」との提案を受けたというが、進展していないことも公表している。一方、木下都議は今年7月の東京都議選で再選したものの、選挙運動期間中に無免許運転で人身事故を起こしていたことが発覚。その後、所属していた「都民ファーストの会」から除名され、都議会から2度の辞職勧告を受けるも議員継続を表明するまさかの展開に。さらに説明を求める召喚状が出されるも、それを木下都議は“無視”。ついに10月13日に定例会が最終日を迎えたが、体調不良を理由に1度も議会に出席することはなかった。■互いに引けを取らない“強メンタル”ぶりだが彼女らが動こうとしなければしないほど、“強メンタル”な印象が日増しに色濃くなっているのではないだろうか。「佳代さん、木下都議ともに金銭的な面で問題視されています。佳代さんは金銭トラブルを抱えているだけでなく、遺族年金と傷病手当金の“不正受給疑惑”も浮上。国民の間で批判は高まり続け、ついに刑事告発までされてしまいました。それでも説明に応じる気配はないのです。また木下都議は“雲隠れ”し続けている間に、議員報酬など総額約395万円が支払われたのです。辞職を求める声が殺到していますが、それでも強制的に辞めさせる手段はなく、都議会も手を焼いている状態です」(スポーツ紙記者)さらに、木下都議にはこんな証言も。「ある国会議員の朝食会に、突然、開始時刻を過ぎてから現れたんです。事前に連絡もなく、しかも遅刻してきたくせに、とても偉そうな態度でした。席がもう埋まっているのに、木下さんは自分の席を最前列に用意するよう要求。特に何か発言したり、あいさつ回りをしたりすることなく、弁当だけ食べてさっさと帰ってしまったんです」(都政関係者)このような“強心臓”ぶりは、佳代さんだって負けていないだろう。佳代さんは元婚約者男性に、“セレブ要求”していたと報じられている。「週刊文春」(’20年12月17日号)の記事によれば、婚約直前に佳代さんが元婚約者にセレブな食事を“おねだり”するメールが次のように送られていたという。《次回は代官山ASOでキャビアのパスタを是非!》《今年は圭の大好きな恵比寿ウェスティンHの『龍天門』でお祝いDinnerしたく》果たして彼女たちは、その”強すぎるメンタル”でこのまま逃げ切れるのだろうか――。
2021年10月15日舞台「バクマン。」THE STAGEの公開ゲネプロが7日に東京・天王洲 銀河劇場で行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦らが登場した。同作は2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)のコンビによる大人気マンガの舞台化作。真城最高(通称:サイコー/鈴木)と高木秋人(通称:シュージン/荒牧)の高校生マンガ家コンビが、『週刊少年ジャンプ』のトップを目指して奮闘する様子を描く。『週刊少年ジャンプ』編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている。舞台中央は水の溜まったプールになっており、出演者たちは水しぶきを上げながら演技。さらに上からも雨が降り注ぐなど、びしょ濡れになる。プロジェクションマッピングや映像も駆使し、時にはキャスト陣が漫画のキャラクターまで演じるなど、熱いステージを見せた。橋本祥平(新妻エイジ役)、 オレノグラフィティ(福田真太役)、福澤侑(平丸一也役)、村上大樹(中井巧朗役)、唐橋充(佐々木尚役)、長谷川朝晴(服部哲役)、片桐仁(川口たろう役)ガ登場。東京公演は天王洲 銀河劇場にて10月8日〜17日、TOKYO DOME CITY HALLにて10月21日〜24日、大阪公演はメルパルクホール大阪にて10月28日〜31日。「シアターコンプレックス」での生配信も実施される。○演出・脚本:ウォーリー木下 コメントはやく皆さんに観て欲しいとこんなに思った作品は珍しいです。創っている自分たちがまずはわくわくしている証拠だと思います。もちろん創作の悩みや苦労なども沢山ありましたが、それを凌駕する興奮にあふれた稽古でした。それはひとえに初めての挑戦が多かったからだと思います。それに挑んでくれたキャスト・スタッフの皆さんのおかげです。青春に、年齢は関係ありません。と僕は思います。まさに『バクマン。』のような舞台になったかと思います。ぜひ体験してください。○鈴木拡樹 コメント舞台でやる意味をフルに活かした作品に仕上がりました。息づかいだけではなく、様々な仕掛けで役やストーリーの変化を表現しています。忘れられない作品になる事間違いありません。お待ちしております。○荒牧慶彦 コメント「演劇」というものの底力を感じました。今作では「水」を漫画を描くためのインクの表現や感情の表現としてふんだんに使っているのですがその「水」が「今ここに生きているもの」を表す表現としてこの上ない表現方法となっております。豪華な役者陣が織りなす真っ直ぐに、熱く、純粋に夢を追いかける物語を楽しんで頂けたら幸いです。
2021年10月08日10月といえば、新ドラマが続々とスタートする心躍る時期。話題作がひしめき合うなか、2.5次元舞台のトップスター軍団が勢ぞろいし、荒牧慶彦主演で注目を集めているドラマ『あいつが上手で下手が僕で』がまもなく放送を迎えます。そこで、こちらのおふたりにお話をうかがってきました。荒牧慶彦さん & 和田雅成さん【映画、ときどき私】 vol. 416舞台でも共演の多い荒牧慶彦さん(写真・左)と和田雅成さん(右)が本作で挑んだのは、崖っぷちのお笑い芸人。荒牧さん演じる時浦可偉と和田さん演じる島世紀という2人のピン芸人がさびれた劇場で出会い、「エクソダス」というコンビを組むところから始まります。今回は、撮影の舞台裏やお互いへの思い、そして癒しの瞬間について語っていただきました。―まずはお笑い芸人という役を演じるうえで、事前に準備をしたことや苦労したことはありましたか?荒牧さんコントや漫才など、お笑い芸人さんの動画はいくつか参考に見てから撮影に入りました。なかでも、僕は監督から「又吉直樹さんのイメージで」と言われていたので、又吉さんの「テンションは低めだけど、ここぞというところで差す」みたいな芸風は意識しながら役作りをしています。和田さん僕も事前にいろんなバラエティ番組を見て、勉強しました。島はすごく明るい性格のキャラクターだったので、参考にしているのは、ティモンディの高岸宏行さん。あと、漫才のスタイルとしては、NON STYLEさんを意識しています。でも、お笑い芸人という職業を選んだ方にはかなりの覚悟があると思うので、それを演じることへのプレッシャーはすごくありましたね。大阪出身でお笑いが大好きなだけに、怖い気持ちは強かったと思います。僕にしか見せないまーしーの素顔を知っている―ちなみに、おふたりがいま個人的にハマっているお笑い芸人さんはどなたですか?荒牧さん僕はジャルジャルさんです。毎日動画が投稿されるので、毎日それを見ています。笑いどころが好きなのはもちろんですが、毎日投稿するのもネタを考えるのも、かなり大変なことですよね。にもかかわらず、すごく楽しそうにされていますし、本当におふたりは仲がいいんだろうなというのがわかるので、そういう微笑ましい姿からも元気をいただいています。和田さん僕は何周回ったかわかりませんが、改めてダウンタウンさんです。気がついたらおふたりの番組は、ほとんど見てますね。本当に、究極におもしろいおふたりだと思っています。―なるほど。インターネットでおふたりの名前を並べて検索したところ、予測の最初に「荒牧慶彦 和田雅成 仲良し」と出てきました。いまも本当に仲の良さが伝わってきますが、お互いのどんなところが好きですか?和田さん検索予測で「仲良し」が出てくるなんてすごいよね。荒牧さん確かに。きっとファンのみなさんが、そういうふうに検索してくれてるってことなんだよね。まーしー(和田さんの愛称)は、誰にでも明るく接することができるタイプなんですが、それでも時々僕にしか見せない顔をするときがあるので、僕はそこで周りに優越感を感じています。和田さんなんだそれ(笑)。まっきーの魅力は、あざとくてかわいいところ―和田さんの荒牧さんにしか見せない顔とは、どんな一面なんでしょうか?荒牧さん誰でもそうだと思いますが、いつも明るくいるのって疲れちゃうときありますよね?基本的に明るいまーしーでも、そうじゃないときがもちろんあるんですよ。でも、その明るくない部分も僕には見せてくれるので、それがきっかけで仲良くなった気がします。和田さん確かに、それはありますね。―では、和田さんは荒牧さんのどんなところが好きですか?和田さん僕たちはまっきー(荒牧さんの愛称)がボケで、僕がツッコミという関係性でずっと来ているので、まっきーがボケたときに別の誰かがツッコむとちょっと寂しそうにするんですよ(笑)。ついに、「ちょっと、担当がちゃんとツッコんでくれないと!」と僕に直接言うようになりましたから。あざといなと思いつつ、そういうところがかわいいんですけどね。まっきーのほうが年上なんですが、同い年のような関係性でいられるのもありがたいなと思っています。―逆に、直してほしいところはありますか?和田さんそういうところがあっても、それすらも好きになれるくらいお互いにわかり合えているので、僕はないですね。(声大きめで)まっきーも僕に直してほしいところなんて、ないよね?荒牧さんもう、声が大きいよ(笑)。そうですね、僕もないです。むしろ、そのままでいてほしいと思っているくらいですから。―ということは、いままでケンカしたこともない?和田さんそれもないですね。言いたいことがあれば、お互いにちゃんと言える関係なので、ケンカにはならないです。2人でアドリブをしている時間が楽しかった―ステキな関係性ですね。劇中では荒牧さんがボケで、和田さんがツッコミですが、先ほどのお話だと普段のおふたりも同じなので、コンビとしては演じやすかったのでは?荒牧さんそうですね。2人の間のテンポ感とかは、いつも通りなので練習する必要はまったくありませんでした。―撮影中にテンションが上がったシーンがあれば、教えてください。荒牧さん僕のお気に入りは、漫才のシーン。今回は、長回しにも挑戦しているので、1台のカメラで8~10分続けて撮ったことも。そうすると、だんだんみんなのなかで緊張感が高まっていくんですが、そんなときもまーしーが声を出して、みんなを盛り上げてくれました。そういったことも含めて、僕にとっては思い入れが強いシーンです。和田さん7分半を経過すると、だんだんみんなが自分の失敗でやり直したくないというプレッシャーをかなり感じ始めてたよね。でも、そんななかで最後のセリフを言い終わったあと、「カット!」と言われるまでに余白の時間が入るので、使われるかわかりませんが、毎回まっきーとアドリブを入れて遊んでました。荒牧さん僕もあの時間好きだったな。―それは、監督からアドリブの指示があったということですか?和田さん特に言われてはいなかったんですけど、僕たちが勝手にしていただけです。荒牧さんそのまま黙っていてもよかったんですけど、僕たちは沈黙が怖いので、つい普段のノリでアドリブをしてしまいました。実際、台本とはまったく関係ないこと言ってますからね。和田さん確かに。あるとき、アドリブしている最中にまっきーが持っていたパソコンを僕の顔の前でパソコンをパンッと閉じたんです。そこで、「俺はパソコン食われんのか!」とツッコミを入れたんですが、そのときにまっきーがめちゃめちゃうれしそうな顔をしていて、そこが僕的には一番うれしかったです。荒牧さんあはは!もし使われていたら、ぜひ注目してほしいです。青春の思い出は、幼なじみとケンカしちゃったこと―使われているかどうかも含めて、楽しみですね。では、今回の現場で、ムードメーカーとなっていた方を挙げるとすれば、どなたですか?荒牧さん今回は、みんなけっこうキャラが濃かったからね。いい意味でうるさいやつらというか(笑)。和田さん本当に、それぞれ個性豊かだよね。荒牧さんそんななかで、唯一静かにしてたのは、梅津(瑞樹)ちゃんかな。みんなが騒いでいても、端っこでじーっと集中してたよね。でも、そんな梅津ちゃんをみんなが笑わせようとしていたので、ある意味ではムードメーカーだったんじゃない?和田さん確かに、そうかも!―本作では芸人の青春が描かれていますが、ご自身にも青春時代の忘れられない出来事があれば教えてください。荒牧さん僕は小学校4年生のときに、幼なじみと大ゲンカしたことがあって、そのあと中学生になるまで疎遠になってしまった時期がありました。理由は思い出せないんですけど、それまではお互いの家にお泊りしたり、2人で遊んだりしていたくらい仲良かったのに、一切話さなくなってしまって……。その後、中学のときにバスケ部の友達が仲裁してくれて仲直りできたんですけど、いま思うと青春だったなと。和田さん僕が青春で思い出すのは、中学3年生の最後の野球大会で負けたときのこと。泣かないつもりだったんですけど、校舎の裏に行って、お互いに「ありがとう」と言い合った瞬間に涙が止まらなくなってしまって、みんなでボロボロに泣いたことがありました。当時は悔しいという気持ちが強かったですが、いま考えると青春してたなと思いますね。あのときのことは、いまでも鮮明に覚えています。男前が揃っているところも楽しんでほしい―まさに青春ですね。最近は忙しい日々が続いていると思いますが、いま癒しの瞬間といえばどんなとき?荒牧さんコロナ禍じゃなかったら、共演者や俳優仲間と飲みに行くのが僕の癒しなんですけど、最近は家でゲームをしたり、睡眠をとったりすることがささやかな幸せです。和田さん僕は猫の咀嚼音ですね(笑)。猫を飼っているわけではないので、動画サイトでピックアップしたり、お気に入りをチャンネル登録したりして、疲れているときに見ています。咀嚼音だけじゃなくて、食べている姿を見るのも癒されるんですよね。―それでは最後に、放送を待っているみなさんへ向けてメッセージをお願いします。荒牧さんお笑い芸人たちが苦しい状況のなかでもがいている姿や青春を追いかけている姿は、見ている方にとってもかつての自分を思い出したり、いまの自分と比較してみたりするきっかけになると思います。そのうえで、「一緒にがんばろう!」と感じていただける作品になっているので、ぜひそのあたりを楽しんでいただけたらと。ドラマのなかではスベッているところもありますが、漫才もストーリーもおもしろいので、仕事で疲れたときに元気をもらえるようなドラマになっています。お笑い番組を見るような感覚で、楽しく見ていただきたいです。和田さん見ている方が主人公の気分を味わえるような撮り方をしているので、ぜひこの世界を一緒に生きてほしいと思っています。とても明るい作品なので、深く考えずに、幸せな気持ちになっていただけたらうれしいですね。あとは、何と言っても男前ばっかりが出ていますから。僕を含めて(笑)。地元では負け知らずだった僕が、本当に男前が多い現場だなと見とれてしまったので、そのあたりも楽しんでいただきたいです。インタビューを終えてみて……。撮影中もインタビュー中も、仲の良かった荒牧さんと和田さん。絶妙なやりとりで、終始笑いの絶えない取材となりました。普段から築き上げられた見事なコンビネーションが、お笑い芸人のコンビとしてどのように生かされているかは必見です。劇場にいる気分を一緒に体感する!芸人生命の危機に立たされたお笑い芸人たちが、ときにぶつかり合いながらも、手を取り合って前に進もうとする姿を描いた芸人青春群像劇。笑いがあるのはもちろん、涙も友情もケンカもありと見どころ満載です。写真・山本嵩(荒牧慶彦、和田雅成)取材、文・志村昌美ストーリーお笑い界という大海原に揉まれ、漂流した者が最後に辿りつく場所とされているお笑いライブハウス「湘南劇場」。ほとんど観客のいないさびれた劇場に、“島流し”された8人の芸人たち。「ここを脱出しなければ、芸人としての未来はない…!」彼らは、どんな手を使ってでも抜け出そうと奮闘することに。果たして、相方や仲間たちと一緒に湘南劇場から抜け出すことはできるのか。芸人としてのカウントダウンがいま始まる……。思わず笑ってしまう予告編はこちら!作品情報『あいつが上手で下手が僕で』放送:日本テレビ2021年10月6日(水)24:59〜読売テレビ2021年10月9日(土)24:58〜©カミシモ製作委員会写真・山本嵩(荒牧慶彦、和⽥雅成)
2021年10月06日9月27日、3年2カ月ぶりに帰国した小室圭さん。10月中にも眞子さまとの婚姻届が提出されるとみられているが、懸案となっていた母・佳代さんの金銭トラブル解決の目処は立っているのだろうか。本誌はこの問題について、小室圭さんの代理人・上芝直史弁護士から回答を得ることができた。問題の経緯は以下の通り。佳代さんの元婚約者X氏が、婚約期間中に援助した400万円超の返金を求めていたトラブルについて、今年4月、小室さんは約4万字の説明文書を公表。さらにX氏に対して解決金を支払う意向があることを明らかにした。一方X氏はこの提案に対し、マスコミ各社に送った文書で《可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております》と、交渉に応じる意向を示していた。しかし、現在まで佳代さんとX氏の面会は実現していない。X氏は”面会は気が進まないのであれば、電話でも手紙でも良いから佳代さんの説明が聞きたい”という趣旨の手紙を代理人記者を通じて上芝氏に送っているという(『週刊文春』9月30日号)。眞子さまとの結婚を前に帰国した小室さんは、金銭トラブルにどう対応するつもりなのか。本誌の取材に対して9月30日、代理人・上芝氏から以下のような回答があった(文中の「母親」は佳代さんのこと。元婚約者男性の名前は「X氏」と表記を変えている)。◆4月に解決金の提案をした後、X氏から解決金を受け取るか否かを判断するにあたって母親と直接会って話をしたいという要望を受けたのは事実です。X氏としてはあくまで先に母親と会うことが大事とのことで、母親と会わないと解決金の話には進めないというご意向でした。解決金について当事者が直接会って話を進めることは想定していませんでしたが、母親はなんとか対応しようと決意して試みました。しかし、心身の著しい不調があり、残念ながら対応できていません。彼女はなんとか体調を回復させて、ご意向に応じようと努めてきましたし、どうにか会える状態にもっていけないかと医師とも相談しました。しかし、どうにも無理だという判断になりました。取材、追跡、誹謗中傷などが続いているところに、仕事中に大怪我を負ったことも重なった過度のストレスから、意欲や判断力の低下、対人不安などの症状が顕著となっています。動悸等の身体症状も頻発していて、精神的に極めて不安定になっていることから、医師からは治療・療養を指示されています。なんとかご意向に応じたいと思っても、いまは会えるような状態ではおよそないということなのです。そのため、X氏と直接面会することも、会うことに代えて手紙などで考えを伝えることも難しい状況です。母親がこのような状態であることから、圭さんが母親に代わってX氏と話をすることを提案し、先日お返事をいただいたので方法等について調整中です。母親の状態と圭さんの意向についてはX氏に伝えていますので、先方も理解しています。◆金銭トラブルの当事者は佳代さんだが、息子の小室さんが代わってX氏と話をし、対応する意向だという。トラブルが報じられてから3年9カ月。眞子さまとの結婚を前に、解決に向けて大きく進展する可能性がありそうだ。
2021年09月30日俳優の荒牧慶彦と水江建太による期間限定ユニットプロジェクト「まっきーとけんた」が始動したことが13日、明らかになった。「KING AMUSEMENT CREATIVE」公式YouTubeチャンネルでは、彼らにとって初の楽曲「Calling...」のDRAMA CLIP Episode 01 Handyman Fellow Jellyfishを公開。映像はドラマ仕立てで、荒牧演じる坂牧洋平と水江演じる滝本謙太の2人が、探偵事務所「探し屋たびくらげ」として、様々な人の“探しもの”に奮闘する様子が歌とともに描かれている。このユニットが誕生したのは、荒牧のパフォーマンスを見たキングレコードのプロデューサー陣がアーティストデビューのラブコールを送ったことがきっかけだったという。荒牧は「自分はあくまでも俳優であり、キャラクターとして歌を歌うことはあってもアーティストとして歌うことには自分自身が納得できる理由がない」と返答。それでも諦め切れないプロデューサー陣と話し合いを重ねた結果、荒牧から出た言葉が「建太とだったら…」というものだった。荒牧は「僕の勝手な気持ちだし、建太がどう思うかわからないので無理強いはしたくない」との思いがあったが、それを受けた水江は「まっきーさんは僕が舞台に出させてもらうようになった時からの尊敬している大好きな先輩です。僕なんかでいいんですか? 一緒に活動できるのは心から幸せに思います」と返答。2人の言葉を受けて、プロデューサー陣は「あくまでも2人は俳優であり、その活動を邪魔する活動にはしたくない。俳優ということを活かした活動にしていこう」とコンセプトを立ち上げた。それゆえのDRAMA CLIPであり、俳優としての2人の名前がわかるようにという理由からユニット名“まっきーとけんた”も決定した。2人のユニット活動期間については、今後の企画発表の過程と共に明かされていく。○荒牧慶彦 コメントこれまで自分が音楽活動するというのはあまり考えたことがありませんでしたが、“建太とだったら”という思いでこの企画が始まることになりました。建太と一緒に活動できることがとても嬉しいです。DRAMA CLIPは世界観が綺麗で、音楽と映像がマッチしているので、新鮮で面白いと感じていただけると思います。建太のお風呂シーンも見どころです!(笑)○水江建太 コメントまっきーさんは僕が舞台に出させてもらうようになってから長い付き合いで、尊敬している大好きな先輩なので、このように一緒に活動できることを心から幸せに思います。DRAMA CLIPでは2人ともナチュラルに演じていますが、それぞれの役柄や、まだ明かされていない隠された背景を想像しながら見てもらうのも楽しめるんじゃないかと思います。
2021年09月13日7月2日丸ビルホールにて『バクマン。』THE STAGEの製作発表会が開催され、鈴木拡樹、荒牧慶彦、演出・脚本を務めるウォーリー木下、プロデューサー松田誠の4名が登壇。また、本日発売の『ジャンプ SQ.8 月特大号』にて、全キャラクターのビジュアルが公開された。本作は、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた、大場つぐみ・小畑健による大人気マンガ『バクマン。』を舞台化した作品。「週刊少年ジャンプ」の連載を目指す高校生マンガ家コンビのうち、高い画力を持つ真城最高を鈴木。最高がコンビを組む、同級生で文才に長けた高木秋人を荒牧が演じる。さらに、『ジャンプ』連載をめぐり、彼らと競い合う最強のライバル新妻エイジ役には橋本祥平。ライバル、友人として最高&秋人コンビと張り合うマンガ家、福田真太役にオレノグラフィティ、平丸一也役に福澤侑、中井巧朗役に村上大樹。ジャンプ編集部編集長・佐々木尚役に唐橋充。最高と秋人の才能を見抜き、ふたりを担当するジャンプ編集部・服部哲役に長谷川朝晴。最高の叔父で漫画家の川口たろう役に片桐仁という、個性豊かな実力派のキャストが揃った。製作発表会では、舞台への意気込みなどを語ったほか、高校生マンガ家コンビが『週刊少年ジャンプ』のトップになるという夢を追いかける『バクマン。』という作品にちなみ、将来の夢に向かっている学生を招待し、学生からの質問に登壇者が答える形でのトークセッションも実施した。●鈴木拡樹(真城最高役)この作品の上演決定を発表したとき、想像を超える反響をいただいてびっくりしまして、また本日は、製作発表会に沢山の方に集まっていただけたことにびっくりしております。この調子で舞台の完成も想像を超えるものとなって、沢山の方に楽しんでいただけたら嬉しいです。舞台は映画とはまた違って、生の迫力で皆様に熱い臨場感を届けるものになると思います。演劇はお客様が入って初めて完成するものだと思っていますが、こちらが想像して届ける力に、お客様に想像していただく力も1つのピースとして加え、作品を完成させたいと思います。きっちり皆で作り上げたものを用意してお待ちしますので、是非劇場へお越しください。●荒牧慶彦(高木秋人役)僕はこの「バクマン。」という作品が本当に大好きでコミックスを全巻持っていますし、原作者である大場つぐみさんの世界観、小畑 健さんの画もすごく好きなので、お2人の作品に俳優として加われることに誇りと喜びを持って臨みたいと思います。「バクマン。」ならではの空気感、夢に向かうことっていうのはこんなに素晴らしいことなんだ、こんなに熱い気持ちにさせてくれるんだという気持ちを僕ら自身も持って、観に来てくれた方々にもそういう気持ちを持っていただけるように作品作りをしていきたいと思います。頼もしい仲間たちと素晴らしい演劇を作りたいと思っていますので、どうぞ楽しみにしていてください。●演出・脚本 ウォーリー木下演劇は集団創作で、僕一人で創るわけではなく、企画する人が居て、クリエイターが集まって、キャストが中心になって創っていくものです。「バクマン。」は、原作が非常に面白く、少年マンガの王道の部分もあれば泥臭い部分もあり、How to的な側面、友情や家族など、色々な要素が複雑に詰まっている作品なので、僕たちスタッフとキャストの皆とで、素材を壊さないようにしながら、演劇として面白いものを作れたら良いな、と思っています。是非ご期待ください。●プロデューサー松田誠「バクマン。」は皆様もご存じの通りマンガとしてものすごくヒットし、アニメ、劇場映画と色々な展開があり、その全てのクオリティがとても高い作品です。それを僕らが舞台でやるときに何が出来るか、今このタイミングで「バクマン。」を舞台化することにどういう意義があるか、自問自答しました。そこで、今回はかなり演劇的チャレンジをしたい、舞台ならではの「バクマン。」をお見せしたいと思っています。そのための旗手として、新しい表現のアイディアを豊富にお持ちのウォーリー木下さんに演出していただき、舞台化するならば是非とも彼らに!というトップランナーのお2人に主演していただきます。恐らく、皆さんが想像しているものとは違う、想像を超える舞台をお見せできると思いますので、楽しみにしていただけたらと思います。【公演概要】「バクマン。」THE STAGE<東京公演> 2021年10月8日(金)~17日(日)天王洲 銀河劇場<東京公演> 2021年10月21日(木)~24日(日)TOKYO DOME CITY HALL<大阪公演> 2021年10月28日(木)~31日(日)メルパルクホール大阪原作:大場つぐみ、小畑健『バクマン。』(集英社 ジャンプ コミックス刊)演出 ・ 脚本:ウォーリー木下音楽:和田俊輔<キャスト>真城最高役:鈴木拡樹高木秋人役:荒牧慶彦新妻エイジ役:橋本祥平福田真太役:オレノグラフィティ平丸一也役:福澤侑中井巧朗役:村上大樹佐々木尚役:唐橋充服部哲役:長谷川朝晴川口たろう役:片桐仁一般発売日:2021年9月12日(日)10:00チケット料金:S席 12,000・A席¥8,000(全席指定/税込)チケットぴあ: 銀河劇場チケットセンター ※天王洲 銀河劇場公演分のみ取り扱い(平日 10:00~18:00)主催: 「バクマン。」THE STAGE 製作委員会公式サイト:
2021年07月02日舞台『「バクマン。」THE STAGE』の製作発表会が2日に行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、ウォーリー木下(演出・脚本)、松田誠(プロデューサー)が登場した。同作は2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)のコンビによる大人気マンガの舞台化作。真城最高(通称:サイコー/鈴木)と高木秋人(通称:シュージン/荒牧)の高校生マンガ家コンビが、『週刊少年ジャンプ』のトップを目指して奮闘する様子を描く。『週刊少年ジャンプ』編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている。イベントには、専門学校や大学のクリエイティブコースなど、将来のクリエイターの卵達も参加し、登壇者陣に対して様々な質問も。「2.5次元作品を演じるにあたって大事にしていることは?」という質問では、荒牧が「僕自身、アニメやゲームや漫画が好きなので、ファン目線がある。作り手側じゃない意識をすごく持っていて、見ている方の気持ちを1番意識して作ります」と明かす。「稽古動画などいろいろ撮ってもらって、自分なりに見返して、『今の間は気持ち悪いな』と(改善したり)、大事にしています」と稽古の様子も説明した。鈴木は「原作ファンの方が見に来られることが多いので、できるだけ期待を裏切らないというのは、大前提です。あとはやっぱり、漫画を読んだ時に感じる作者さんの意図を反映させること。現場にいらっしゃるわけじゃないので、作者さんの伝えたかった気持ちを読むところが大事だなと思ってます。カット割りとかも見てますし、『おそらくこのテンポで読んで欲しいんだろうな』ということであったり、そういうことをできるだけ読み込んで見ています」と、キャラだけでなくテンポ感にも気を配っている様子。一方で鈴木は「距離感とか世界観というのは絵に描いてる通り、まったく同じというわけにはいかないので、代わりにどういうものにしていけばいいのかっという部分が、オリジナル性なのかな。僕たちも見てもらうお客さんも答えが決まりがちなんですけど、そこを飛び越えられる瞬間を見つけられると嬉しいので、そういうことを気にして役作りに励んでいます」と語った。また鈴木は『バクマン。』についても「舞台化した以上は楽しんでもらいたいですし、そのままやることが楽しいという選択肢もあれば、舞台のアイディアでこんなに楽しめるもんなんだという発見を持ってもらう楽しみ方も大事にしたい」と意欲。「むりやり裏切りたいわけではなく、世界観をちゃんと大切にした中で、『演劇的な要素を入れるとこんな化学反応が起きるんだ』という部分を楽しんでもらいたい」と原作ファンへ呼びかけた。
2021年07月02日舞台『「バクマン。」THE STAGE』の製作発表会が2日に行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、ウォーリー木下(演出・脚本)、松田誠(プロデューサー)が登場した。同作は2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)のコンビによる大人気マンガの舞台化作。真城最高(通称:サイコー/鈴木)と高木秋人(通称:シュージン/荒牧)の高校生マンガ家コンビが、『週刊少年ジャンプ』のトップを目指して奮闘する様子を描く。『週刊少年ジャンプ』編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている。今回の舞台化のきっかけについて、松田プロデューサーは「荒牧くんとは色々将来のことを話すことがありまして、『バクマン。』が大好きだという話をして、『いつか舞台やれたらいいね』と。その時に相手は誰だという話が出て」と明かし、荒牧も「理想ですけど、多分無理だと思うんですけど、鈴木拡樹くんがいい」と会話を振り返る。その話を聞いた鈴木は「すごいですね、企画もしていただいてキャスティングもしていただいて、プロデューサーじゃないですか」と驚いていた。2人の配役については「絵が得意じゃないので、やるなら想像力、企画力のシュージン派でした」と最初から構想していた様子。松田プロデューサーは「相当前、リアルな会議とかではなく、『将来的にこんなことできたらいいね』という話だったので、種って意外と色んな所に小さくいつの間にか芽吹いてる」としみじみとしていた。相棒役に鈴木を希望した理由について、荒牧は「鈴木拡樹という役者が僕の中で最も尊敬すべき役者の1人であるというのが第一。そして、相棒という間柄で芝居をしてみたいという役者としての気持ち。2つがあった」と告白すると、鈴木は「嬉しいですね」と喜ぶ。荒牧が「以前共演した作品で拡樹くんと殺陣があり、呼吸を合わせないとうまくいかない、一つ間違えれば大怪我につながってしまう部分なんですけど、打ち合わせとか何もなく、互いの目や身体の動かし方でその日の殺陣のスピードがわかる。これは絶対避けられるとか、避けてもらえるとか。そういった部分で心の底から信頼できると思える役者さん」と語り、鈴木も「目が合っているだけだけど、『これがいける』とか、確実にわかるもんね、お互い。そういう言葉のないコミュニケーションがすごいですね」と同意していた。また鈴木は荒牧と期待できる化学反応について「僕はここ何年か座長をやらせていただく機会が多くて、(『バクマン。』は)座組の作り方に似てるかな、と。主演だけがいてもピースって全然そろわない。僕は後輩に対して、強く言うことができないタイプです。でもそれをうまく言うことができるタイプの人に任せることによって、『彼に任せた方がいいな』と、介入しすぎないようにできる。互いに埋めてくれるピースがあって、それが全部集まって作品になると感じているので、(サイコーとシュージンが)2人で作品を作り、物語を分けて作る作業がとっても舞台の作業に似てるなと思います」と表した。演出のウォーリーは、2人について「松田さんから、とりあえずナイスガイだと聞いてる。『優しい人だよ、怯えなくていいよ』と言われた」と明かしつつ、「お二人の活躍は遠くで見てて素晴らしいなと思っているので、逆にそういうお二人がペアでやる作品が初めてだということも聞いて、今の彼らの最大限の魅力が出るといいな」と意気込む。「アニメ化とか映画化とか見てましたけど、とってもうまくいってるので、舞台化してこけたら大変だろうなって」と会場を笑わせつつ、舞台版については「生身の俳優さんが今、演じてると言うことが大きい。そこに身体があると全然違うというか、オンラインで会議とかしてるけど、実際に会うと違うということもあるし、身体ってそれほど色んな情報を発してる。それを最大限生かしていきたいなと思います」とポイントも。「絶対に誰も想像できていないもので、逆に『当たってました』と言われたら謝りますけど、いい想像をしていただければと思います」と自信を見せた。この日はキャストのビジュアルも公開され、それぞれの感想も。松田プロデューサーは「全然気付いてなかったけど、演出家、イラストレーター、作曲、振り付けと皆クリエイティブな方ですね。すごい面白い。多彩なメンバーが集まっています」と称賛した。○各キャストビジュアルを見ての印象・橋本祥平(新妻エイジ役)荒牧「橋本祥平にこういう格好をやらせたらピカイチ。楽屋での彼なんですよ。楽屋でいつもこういう感じではしゃいでるんで」鈴木「想像できますよね。ステージでも多分彼が一番動きますから」ウォーリー「動かそうと思ってます」・オレノグラフィティ(福田真太役)松田「劇団鹿殺し、小劇場出身のゴリゴリの演劇人の方で、とってもシャープなお芝居される方です」鈴木「ビジュアルを見てすごい納得感がありました」松田「圧みたいなのが見える」・福澤侑(平丸一也役)荒牧「独特な雰囲気をうまく再現されてますね」鈴木「難しいのかな、誰かはまり役の人いるんだろうなって想像してたんですよ。こうやって見るとびっくりします」ウォーリー「人殺しのような目をね」松田「やめてください」・村上大樹(中井巧朗役)荒牧「まんまですね」松田「お芝居の演出をされてる方だから、演出家さんを演出するって、どうなんですか?」ウォーリー「役者さんとしても活躍されている方なので、そこはあまり心配はしていないです」・唐橋充(佐々木尚役)荒牧「似合ってますね」鈴木「一言で言うと、とても変わった方。色々不思議なのでどんどん知りたくなってくる先輩で、昔からいろんなことを何気なく言ってくれる。唐橋さんの言葉は聞き逃しちゃダメだなとアンテナをはってます。イラストレーターとしてもプロ」荒牧「不思議な方。めちゃくちゃ低姿勢の方で、あいさつのときもだれよりも腰が低い、尊敬できる方」・長谷川朝晴(服部哲役)松田「ジョビジョバのメンバーで、演劇界に彗星のように現れて新しい時代を作った方の1人。長谷川さんとやれるのはすごく楽しみ」ウォーリー「緊張しますね」・片桐仁(川口たろう役)荒牧「すばらしい」鈴木「芸術家ですもんね。造形やられたりとか、本当にすごいです。1度共演したことがありまして、そのときも楽屋で作ってる姿を見て、すごい職人さんです」(C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE 製作委員会
2021年07月02日いまだ見通しが立っていない、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚。延期の原因となっている小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルは、元婚約者が小室さん側からの解決金交渉に応じる意思を示したものの、佳代さんからの返事がないまま膠着状態となっている。本誌でも、その真意を探るべく取材を重ねてきたが、佳代さんの口から金銭トラブルについて語られることはなかった。しかし一方で、ヘアスタイルやメークは度々変わり、“イメチェン”が繰り返されているのだ。美容のプロは、佳代さんのスタイルをどう見るのか。25年以上にわたって多くのモデル・女優のヘアメークを手掛けてきた福川雅顕さんは、こう語る。「まず全体的に言えるのは、皇族の方と結婚する息子の幸せを願うヘアメークではない、ということですね。報道が出た際に、世間の注目を集めることを事前に察知して、皇室の優しい雰囲気に合わせていればここまで叩かれていなかったと思うんです。ヘアやメークって第一印象を与える一番の材料なので」■“モテ期”を引きずった眉毛場面に合ってない、と指摘するのが「角度のついた眉毛」だ。「この眉毛は、きつく見えてしまいますよね。バブル期など、相当イケイケだったんじゃないかなと思います。若い頃の、モテてきた時代から変わってないという印象です。特に古いなと思ったのが、頭にメガネをかけて髪をまとめたスタイル。髪をまとめるにしても、カチューシャやヘアバンドにすれば雰囲気は変わったはずです」さらに、本誌が今年3月に目撃した際には、アップにしていた前髪を大胆に切り、ぱっつんスタイルに変えていた。「確かに髪をアップにするよりも前髪を作ったほうが優しく見えますが、このぱっつん前髪は逆効果。眉毛の角度が余計に目立ってしまいます。もっと流れるようなラインの前髪にすればよかったのですが……」■40超えたら、髪のケアが命!また、注意するべき、と語るのが髪への手入れだ。「どの写真を見ても、髪の毛がパサパサしているのが気になります。髪の毛が艷やかだったり、清潔感があるだけで、すっぴんでもきれいに見えるんですよね。年齢を重ねると、どうしても毛先に栄養がいかないので、きちんと手入れをすることが必要です。特に佳代さんの場合は、毛量が多いので、広がったままだと勇ましく見えてしまうんです。毛先が乾燥しているなら、結んだり、毛先を入れ込みシニヨンにしたりするなど工夫すべきでしょう。オイルをたっぷり塗って軽く結ぶだけでも変わりますよ」40代からは、「着飾るよりも土台が大事」と語る福川さん。「とにかく、だらしなく見えないように肌と髪の手入れをすることが重要です。佳代さんは、仕事帰りなのにノーファンデで眉毛を書いてないときがあるのも驚きました。小綺麗に見せるためにも最低限やるべきポイントです。場面に合わせた、凛とした姿で金銭トラブルの説明にも臨んでもらいたいですね」
2021年07月01日秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚延期の原因となっている、小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブル。’17年12月のトラブル発覚以降、佳代さんはメディアに対して沈黙を貫いてきた。しかし6月22日発売の『週刊文春WOMAN』は、小室佳代さんが現在の心情を告白したコメントを掲載したのだ。佳代さんは文春WOMANの記者に対して、現在の暮らしぶりや報道後の心境、元婚約者や眞子さまへの思いを吐露している。佳代さんは圭さんとの母子関係についても言及している。佳代さんは夫・敏勝さんと’02年に死別。このとき圭さんが10歳だった。婚約内定当初から親子揃って駅へと向かう姿も目撃されており、佳代さんと圭さんは極めて母子密着の関係にあると見られてきた。だが、佳代さんはこうした見方を「『マザコン』『教育ママ』だなんて書かれたりしましたよね。五十年以上生きてきて初めて言われました」と否定。さらに「息子は全部自分で決めてやるタイプなんです。中学でインターナショナルスクールに進学することも自分で決めました」と語っているのだ。圭さんは品川区にあるインターナショナルスクールの中等部と高等部に計6年間通っている。授業料などの学費は中等部が年間235万円、高等部は250万円。6年間の学費は総額で1,400万円を超える。圭さんは小学生だったとはいえ、インターナショナルスクールの学費が高額であることは知っていたはず。父を亡くした直後の家計が苦しい状況で、はたしてインター進学を自ら希望するものなのだろうか。また、シングルマザーでありながら高額な学費を捻出した佳代さんは、十分「教育ママ」といっていいように思われる。圭さんも周囲に「母を守る」と話していたなど、母思いの一面は当初から報じられている。佳代さんの元婚約者も、2人の母子関係について次のように証言していた(『週刊現代』2018年3月3日号)。「彼女(佳代さん)がこの世で一番大切なのが圭君であるのは、動かしがたい事実です。圭君も、佳代さんを『お母様』と呼んでいます。婚約時、私は千葉県に住む母親に2人を紹介しています。母は手料理を準備していたのですが、初対面にもかかわらず、佳代さんがその手料理を、一心不乱に圭君に取り分ける様子には、唖然としたものです」佳代さん自身は息子・圭さんとの“距離”を強調していたが、周囲から見方はまったく違うのではないだろうか――。
2021年06月25日