2017年4月2日 10:15
つらい生理不順、あなたの症状はどれ?周期・血液量…種類と原因を解説
ひとくちに生理不順といっても、いろいろな種類があることをご存じでしょうか?
生理不順とは、周期が遅れることだけでなく、周期・日数・経血の量などが、正常の範囲にあてはまらないこと全てをいうのです。ただし、個人差もかなりあります。
今回はそういった生理不順の種類と原因などをお伝えします。
■生理不順の種類
生理不順には、下記のようにいくつもの種類があります。
・生理周期の異常(頻発、稀発)
・経血量の異常(過少、過多)
・生理期間の異常(過長、過短)
・生理がない状態(無月経)
・生理に伴う痛みなどの症状(PMS、月経困難症)
・初潮の年齢や閉経年齢の異常
このように、さまざまな状態の総称を生理不順と呼んでいますが、生理の状態にはかなり個人差があり、必ずしも症状が同じということではありません。
目安として一般的には…
生理周期は25~45日の範囲内、経血量は20~120ml(生理ナプキンにして20枚程度)、持続日数は3~7日程度であれば、正常といわれています。
■周期に異常がある場合
【頻発月経】
生理周期が短く1ヶ月の間に数回起こる場合です。主な原因は、思春期や更年期などのホルモンバランスのくずれ、無排卵によるもの、黄体機能や甲状腺機能になんらかの障害があることがあげられます。