「恋愛のない世界」で生きられる?“非・恋愛”の社会を描くマンガ2選
親と話せば「結婚はまだ?」、友達に会うと「最近、恋してる?」とばかり言われ、恋愛や結婚のことで悩むのはもうイヤ!婚活なんてウンザリ!という女性も多いことでしょう。
そこで今回はあえて、恋愛のない未来を舞台にしたマンガを2つご紹介します。
■結婚相手を国に決められる社会!?
『恋と嘘』(ムサヲ著:講談社)
2017年の7~9月にアニメが放映され、10月末には実写映画が公開された『恋と嘘』。恋愛が禁止された世の中で、16歳になると政府から、国が決めた将来の結婚相手を通知されるという近未来の設定のお話です。
ちなみに映画は、設定はそのままで登場人物はアレンジしてあるので、今回はマンガのほうをご紹介。
主人公は根島由佳吏、男子高校生です。彼は5年間片思いしていた高崎美咲と両想いだということがわかり、キスをしたのですが、なんとその直後、政府から結婚相手の通知が…。
恋愛が禁止されている中、「恋がしたい」という気持ちが高まるところがなんとも言えません。
そして最初から胸キュンの展開なのに、第1巻の両想いになったところで政府からの通知が来るシーンは、かなり切ないです。
美咲の「今日この30分の思い出だけで、あと70年は生きていける気がする」