2020年5月4日 12:00|ウーマンエキサイト

男性の「忙しさ」を理解せず、フラれました…でも諦めきれない!

「出会って電話もしたけど会う前に振られました」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

街コンで5歳下の素敵な男性と出会ったという、36歳のトピ主さん。その後2回ほど長電話をし、「時間があるときに会おうか」という話に。しかしその後、”もともと忙しい彼”に対して不安から数十通のメールを連投したり、一方的に連絡をし続けたりしたところ、最終的に「もう連絡しません」と言われてしまったそうです。「本当に好きだったので、諦めるに諦められません」と心境をつづっています。

目次

・相手の気持ちを決めつける癖は、恋愛に悪影響を与える
・好意があっても「恋愛のことを考えられない状況」はある
・不安ばかりの関係は続かない。心のコントロール術を磨こう


男性の「忙しさ」を理解せず、フラれました…でも諦めきれない!

©denis_vermenko


相手の気持ちを決めつける癖は、恋愛に悪影響を与える

まず、二人の関係が悪化した経緯を整理しますね。

・「会おうか」という前向きな話になったのに「不安」になり、数十通のメールを連投した。
・「事情があって忙しい」「仕事が終わったら連絡します」と説明を受けたのに、そこからまた「不安や流れで気持ちを伝えた」。

・「ごめんなさい、忘れてください」と連絡があったのに、1か月間、返信のないメールを送り続けた。

ここから分かるのは、トピ主さんの“思考の飛躍”です。「会おうか」「仕事が終わったら連絡する」といった彼の言葉をそのままに解釈し、「会えるんだな」「仕事が終わったら連絡が来るんだな」と素直に受け取り、機嫌よく過ごせていたならば、最悪の事態は避けられた可能性を感じます。もしかしたら、相手の心を必要以上に推測・断定したり、出来事を誇大視したりする思考パターンが少し癖になっているのかもしれませんね。

そのような思考の癖は、恋愛やパートナーシップに非常に悪影響を与えます。まだ関係が強固になっていない時期に、一方的な解釈をしては自ら不安を増大させ、さらにはそれを彼に伝えて「もっと私を気にしてほしい」という無言の“期待”をかけ続けてしまったことが、今回の関係が終わった最大の原因と推測できます。

好意があっても「恋愛のことを考えられない状況」はある

関係初期になかなか会えず、寂しかった気持ちはよくわかります。しかしトピ主さんの仰るとおり、30歳代は忙しい人も多いですし、いわんや今はかなりの非常時です。
「仕事のやり方を変えなければ」「別の売上手段を探さなければ」などと必死になっている人もいるでしょうし、生死に関わる仕事をしている人ならば、「今は恋愛どころじゃない」というのが本音でしょう。

今回の彼に対してこちらから打てる手は、残念ながらもうないと思います。ただ、この経験を真摯に向き合うことができれば、次の恋愛には大いに活かせると思います。今後もし同じような状況に出くわした際には、以下のような心構えがおすすめです。

・「好意があっても、”恋愛どころじゃない状況”のときはある」と本気で理解すること
・「これでダメになるなら、なるまでだ」と腹を据えること
・「幸せを感じられない相手なら、ちょっと考え直そうかな」と冷静になること
・「お互いが本気で好きならば、なるようになるだろう」と楽観視すること
・「向こうがこちらに本気でないなら、何にせよ続かない」と諦観し、彼や恋愛への関心度を下げること


上記のような心持ちをした上で、この関係はしばらく一時停止ボタンを押しているだけ……と解釈し「保留」にしておくのも一案ですし、「ひとりだった頃の自分に戻ろう!」と決め、交際前に過ごしていたような自分の毎日を送ることに集中してみるのもひとつです。

それがどうしても難しければ、「明るい内容で連絡をし続ける」という方法もあります。「返事はいらないから!」と念押しして送り、「読んでくれているなら、それで充分」とする。そうした負担のないメールであれば、受け取った相手の心が癒されることもあるでしょう。


不安ばかりの関係は続かない。心のコントロール術を磨こう

投稿には「不安」という言葉がたくさん出てきますが、今後のためにも「必要以上の不安は恋愛を壊す」と心得ておくといいと思います。特に最近は世の中全体の不安感も増しており、よっぽど身近な家族や友人でない限り、他人の不安を温かく受け止める余裕がある人は少ないです。

いろいろ考えて悲観的になってしまうときは「ストップ!」と声に出し、自分の思考の暴走にブレーキをかけましょう。自分だけの考えに囚われそうになったら、「本当にそうだろうか?」と自問し直す癖をつけるのもおすすめです。そうすると、「いやでも彼は会おうと言っていたな……」などと“事実”のほうに焦点を当てやすくなるはずです。

今はつらいと思いますが、「彼がいなくなったからと言って、私自身の何が変わるというのだろう?」と想像してみるのも役立つかもしれません。「たった一瞬、自分の人生に登場した彼のことで、絶望する必要はない」と少し冷静になれるかと思います。
むやみに考え込まずに済むよう、毎日を忙しくしてみるのも一案です。

心身の健康維持に努め、明るい気持ちで過ごす習慣を続けていけば、彼に限らずきっとまた良い恋愛ができるはずだ……と信じ、1日でも早く、元気なトピ主さんに復活できることを祈っています。応援しています。
(外山ゆひら)

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