好き嫌いを克服する方法
好き嫌いを克服するためにはどんな方法が良いのでしょうか。
(1) 離乳食のメニューを意識する
生後3~6ヶ月の赤ちゃんを対象に行われた実験では、初めて口にするものよりも継続して与えたものの方が摂取量が増えたという結果があります。また、様々な種類の野菜を食べさせていると、それ以外の初めて口にする野菜でも拒否反応を示すことが少なかったと言われています。好き嫌いが顕著になる前の離乳食の段階で、たくさんの種類の食材を継続して与えることは効果があるようです。
(2) 形や見た目に気を付ける
初めて食べたものの記憶が強烈に残る為、初めて口にするものは特に食べやすさを意識します。例えば肉のスジが残らないように処理したり、魚の骨はしっかり抜いたりするなどして、食べることへの抵抗が少なくなるようにしましょう。見た目についても、良くないものは警戒されてしまいます。ニンジンを星やハートの形に切り抜くなど、見るからに口にしやすいように意識しましょう。
(3) 調理方法を工夫する
野菜を細かくしたりミキサーにかけたりして、原型が分からないようにすると嫌いな食べ物だということを気づかずに食べることがあります。