同じ野菜であっても、調理方法を変えるだけで食べられる場合もあります。例えばブロッコリーを茹でたものは食べなくてもグラタンやシチューの具材なら食べられるかもしれません。ほうれん草ならごま和えに、ニンジンならグラッセやキャロットケーキなどにすると甘みが感じられ食べやすくなるかもしれません。
(4) 食材に触れる回数を増やす
嫌いな食べ物でも、接触する回数が増えることで嫌悪感が薄れていくことがあります。これを「単純接触効果」と呼びますが、見る回数を増やすだけでも効果があります。家族が美味しそうに食べる姿を何度も見せていると、いつの間にか食べられるようになるということもあるといいます。
(5) 一緒に料理したり家庭菜園をしたりする
ただ出された料理よりは、自分で作ったものの方が当然愛着がわきます。自分で育てた野菜なら食べてみたいと思うのも自然でしょう。
食材の買い物も、自分が選んだものは食べてみたいという気持ちがわいてくることがあります。料理についても、ほんの少しでも作ることに関わることで自分に関係している、という意識を持つことができます。調味料や水を入れてもらったり、混ぜてもらったりするだけでも良いので一緒に食に関わってみましょう。