みんな女子大生のような知らない子ばかりです。広間に入ると薄気味悪いはく製の動物たちが飾られ、その先の細い廊下に沿って、額に入ったモノクロの写真ばかり並んでいます。でもその写真が何だか変なんです。背後に黒い人影が寄りそっている家族写真、着物を着た子供の横に大きな老婆の顔が映っているもの、ヒゲを蓄えた正装の紳士の周囲にぼんやりとした顔が無数に映っているものなど、どれもこれも心霊写真のようです。辺りを見ると、女の子たちはみんな廊下の隅にうずくまっていました。
これはある20代女性の夢の実例ですが、けっして霊的な夢ではなく、また、不吉なことを暗示する夢ではありません。これは夜と昼の気温の急激な変化を反映し、衣替えの微妙な季節、夏から秋、秋から冬にかけて、季節外れの急な寒冷や大きな寒暖差がある時期に見ることの多い夢です。日ごろからの体調管理が必要なことをあらわし、油断しているとちょっとした健康トラブルの暗示になることがあります。
■・写真を撮る・撮られる夢
・・・同僚と社員旅行をしています。私はいろいろな場所でみんなの思い出の写真を撮る係でした。旅行が終わって、私は撮った写真をパソコンで見ながら、社内で配るアルバム作りの構想を練っていました。