ふとパソコンの画面を見ると、なぜか写真の中心にいるのは私の大好きな会社の先輩でした。「もしかして・・・」と、慌てて他の写真を見ると、先輩一人で決めポーズをつけていたり、彼の後ろ姿や横顔だけの写真だったり、私が嫌いな同僚の女の子の肩を親しそうに抱いている彼の姿だったり、全部彼が主役になっていました。「どうしよう・・・」と、恥ずかしさと困惑の中で目が覚めました。
これは20代女性の夢の実例です。彼女は夢の中の男性にずっと片思いをしていたそう。ようやくその男性に告白したところ、彼からのリアクションは芳しくなく、職場で彼と会うたびに気まずさを感じながら悶々と過ごしていた時期に見た夢だそうです。写真を撮る夢は基本的に一方通行になりがちな人間関係を反映します。一方、写真を撮られるイメージは、相手からの一方通行のコミュニケーションをあらわし、もしもその相手が恋人であれば、相性の不一致やコミュニケーションの不調和があることを示しています。
■・映画やドラマのような夢
映画・ドラマ仕立てのリアルな夢を見る場合、また、そのストーリーを第三者の視点で観ているようなイメージなら、現状の疲労感や日々のストレスを反映することがあります。