ゴシゴシ擦ると肌表面が傷つき、肌荒れを招く原因にも。また、肌に乗せるクレンジング量が少ないのも、摩擦が起きる要因のひとつです。「ちょっと高価なクレンジング剤だから、ちょっとずつ使おう」と考えず、適量を取るようにしましょう。
肝心の力加減ですが、ポイントは「メイクとクレンジング剤を馴染ませる」ことです。お肌に負担をかけないよう薬指と中指だけ使うエステサロンも多いため、つい力が入ってしまうという方は、指を意識してみるのも良いかもしれませんね。
■洗顔は優しく
クレンジングの後は、洗顔です。「クレンジングでメイクも汚れも全部落ちないの?」と思ってしまいますが、クレンジングはメイクなど油性の汚れを落とすもの。洗顔料は肌の古い角質や汗など水性の汚れを落とすものなので、夜はクレンジングと洗顔をセットで行うようにしましょう。
洗顔は、泡で汚れを落とすものです。しかし、泡の量が少ないと摩擦の原因になり、肌表面を傷つけてしまう原因にも。皮膚はみなさんが思っている以上に薄く、洗顔での摩擦は肌に大きな負担をかけてしまうのです。
また、肌にはターンオーバーという、お肌が生まれ変わるサイクルがあります。泡立っていない洗顔をお顔につけたり、ゴシゴシ洗ったりしてしまうと、まだ新しい皮膚が出来ていない状態なのに一番上の皮膚を取ってしまう場合も・・・・・・。